「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
132
棚に入れた
423
ランキング
2525
★★★★☆ 3.3 (132)
物語
3.4
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.1
キャラ
3.4

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ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まだまだ序盤 今のところ期待通り

原作は若いころに穴が開くほど読みまくりました。
一方で旧アニメは全く見てなかったです。
というのが当時私はもうアニメ卒業時期だったのと、
剣心の声優、およびジュディマリのOPが
作風と全く合っていないと感じ、
全く見る気になれなかったからです。

90年代ジャンプのリメイクがどんなもんかと視聴開始。

【作品概要】
時代は明治初期の日本。
主人公 緋村剣心は維新の際に
志士側最強と言われた人斬り。
明治の世では、流れ者(るろうに)として
ふらふら旅をしていました。
剣心が東京に来た際、とある事件で
剣術小町 神谷薫と出会うところから物語は始まります。

【作品に対する感想】
旧作の方が演出や音楽が良かったという声が多いように感じましたが、
私は旧作をほぼ観ていないせいか特に気にならず。

概ね期待通りの仕上がりだったと思います。

キャストさんも違和感ないです。

るろ剣の魅力はむしろここからだと思ってますので、
早く続きが見たいです。


1)物語
 史実にうまく乗っかって、
 「教科書に書かれていない裏ではこうなってました」
 ってのが、原作から凄く魅力的でした。
 
 原作は中盤から大きな物語の流れを軸に動きますが、
 序盤はまだまだキャラの自己紹介的な小話が続くので、
 点数は低めです。
 セリフが改変されてたり、
 ちょっとした補足があったりと、
 原作との違いはありますが、おおむね肯定的に捉えてます。
 (ガトガト…以外は(^^;)

 横浜の追加エピソード、剣心が神谷道場で足を止めた理由が
 説明されてて良かったです。
 あと当時の世相なんかもわかって。
 ちょっとエストックの方の闘い方は違和感ありましたが…(^^;

2)作画
 バトルは力入ってますね。
 前半のバトルの見せ場、御庭番集・斎藤一が特に大迫力。
 特にVS斎藤一は泥臭く殺しに行く姿勢が顕著で
 印象深いです。

3)声優
 日野聡(斎藤一)渋い!

4)音楽
 OP、EDともに今風になってますが、
 まあいいんではないでしょうか。2クール目のOPが
 剣心しか出てこないのが違和感ありましたけど。
 
 逆にEDの方は水墨画みたいな各キャラがカッコ良かったですね。

5)キャラ
 るろ剣って各キャラがそれぞれ歩んだ道があって、
 それぞれの価値観に従って動くんで、
 言動に一貫性があっていいですよね。

 ➀緋村剣心(抜刀斎)
  まだまだ序盤で彼の過去は2期以降のお楽しみ。
  
 ➁神谷薫
  シリアス・ギャグどっちもいける優秀なヒロイン。
  狸担当ですが、しっかりしてるところもあるのが魅力。

 ➂相楽左之助
  原作連載中の時代では
  「バカだけど男気がある」みたいな評価だったと思いますが、
  今のご時世だとどういう風に見えてるんでしょうか。
  
6)印象深いシーン
 {netabare}
 ➀四乃森蒼紫 恵に短刀を返す
  言わなくていい「同情する」ってセリフが、
  密偵という役割の側面の中から、人間味の側面が見えて
  印象深かったですね。

 ➁恵 死刑台を即断
  取引材料にされるくらいなら死を選ぶ。
  なかなか出来ることじゃないと思うんですよ。
  狐担当ですが、こういう所が好き。

 ➂斎藤の揺るがない信念
  るろ剣知らない人でも知ってそうな「悪即斬」。
  彼が言い放った
  「犬はエサで飼える。
   人は金で飼える。
   だが壬生の狼は何人も飼うことは出来ん」
  は、原作読んでた頃惚れましたね。
  
  ただ今となっては、会社に金で飼われてる身なので、
  心中複雑ではあります(^^;

 {/netabare}

投稿 : 2023/12/16
閲覧 : 97
サンキュー:

9

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