Bハウス さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
専業主猫というメタパロディ
福沢ミチはダメな人間である
どこかの中学生みたいに眼鏡を忘れないが
一般的な生活能力は次元の彼方へ置いてきたようだ
仕方ないここはできるネコである我輩が
人間でいう専業主婦をやってやろう
登場曲を作ってもらえるなら
「Y.FUKUZAWA」の入ったタオルを投げてくれ
♪ノってくれぇ~めぇ~た
安元さんの声ならこんなボケもありかと思った
後悔はしていないw
今期「好きな子が眼鏡を忘れた」と同時に手掛けた
ゴーハンズ制作作品
OPのサビで子猫時代の輸吉が
玄関に駆け寄るところを高速パンで見せるので
いっつも本編前に映像酔いするw
カワイクナイクライシスと評してもいいほど
モノローグ以外は舌打ちはじめ
不機嫌なリアクションばかりなのに
イエティ並みの巨体で
毎朝ミチの朝食と弁当を作り
会社へ送り出すとゴミ捨てや布団を干し
お昼時にはお茶を飲んでテレビを見つつ
午後は近所のスーパーへ買い出し
ミチが帰ってくる時間に合わせて
夕食を作る
しかも残業や飲み会でバタンキューならば
ホットスパやパックを行って肌の保湿まで
諭吉を拾う前は部屋がゴミ屋敷
食事もまともに取らず心身ともに不健康だったが
諭吉のかいがいしい努力によって
会社では料理上手で気立てのいい
憧れのキャリアウーマンに見られていたw
基本はミチと諭吉のやり取りだが
ミチの会社で諭吉を唯一知っている(子猫時代)
部長の姪っ子ちゃんがトトロ感覚で友達になり
スーパーの店長は猫好き故諭吉を歓迎
働いている従業員の女の子は「着ぐるみさん」
という認識でいるので普通に接客する
ストーリーだけ抽出すると
面白さが全く伝わらないのだが
ゴーハンズは「好きめが」同様
作画のリアリティにこだわっているカット入るので
上質なファンタジーを見ているような錯覚させられる
猫が割烹着やエプロンかけてるのが上質?(*^_^*)
肉球をカバーする特殊手袋をしながら
小粋な小料理屋みたいな創作料理を出すのだが
よくよく考えてみると人間の味覚に
完璧にあった料理出せるって普通に考えられないし
そもそも巨大化したのが突然変異すぎて
過程もわからないから時間軸もわからない
ははぁんこれは
諭吉が我々を洗脳してきているのかもしれない
余談
とうとう理想の嫁が人外になるなんて
我々はパトラッシュの隣で眠りにつくべきか