タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
唯一にして最大の不安材料は…
詳細は公式でも。
芳文社『まんがタイムきらら』連載中の大熊らすこさんによる4コマ漫画のアニメ化作品です。制作はStudio五組。シリーズ構成・脚本は高橋ナツ○女史です。
お察しのとおり、唯一にして最大の不安材料がナツ○女史の脚本というわけですが、初回を観て不安的中といったところ。
「まるで将棋だな」と、トンチキな脚本がクローズアップされがちですが、僕が思うに女史は、まるでF1レーサーが如く、ワチャワチャとぶっ飛ばしたスピード感の脚本に余韻も余白も感じないというのがネックだと思っています。
最近でも「転生貴族の異世界冒険録」という、ハナっからアクセル全開の酷いアニメの脚本を手掛けましたが、本作も冒頭から設定だのエピソードだのモリモリ。おかげさまで主人公にも、宇宙人の子にもまったくもって何の感慨も湧きませんでした。
残ったのは「んだよ、ワケわかんねえ…」という感想だけ。
かおり監督だけに、うまいこと料理してくれるんじゃないかと思いましたが、おそらくは「言い方!」って一刀両断にされたのでしょう。
原作未読なのでなんとも言えませんが、いったい何が目的(いちおう2人で宇宙を目指すという荒唐無稽な目標みたいだけども)なのか、さっぱりわからない、ただワチャワチャイチャイチャだけのライト百合作品にしか見えませんでした。うん、面白くなかったです。