Mi-24 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
帝(天皇陛下)を手に掛ける主人公の美世。鬼畜外道な行いに白目を剥いた
受け身一辺倒の主人公「斎森美世」が、イケメンのスーパーヒーロー「久堂清霞」に見初められるシンデレラストーリー。
美世はウジウジしていて人の神経を逆撫でする嫌な奴だが、幼少期から長期間虐待されていたので仕方ない。根気強いリハビリが必要な状態だ。
清霞は非常に情けない奴だ。
辰石家との美世争奪戦など「弱い奴には強い」が、肝心要な時に負けるヘタレっぷり。
【第一次異形討伐作戦】
暇を持て余す「対異特殊部隊」の初任務。
清霞は部下を連れ、異形討伐隊の指揮官として出撃するが結果を出せない。
清霞の部隊は大量の異形と遭遇するも、その殆どを取り逃がしてしまう。
その後、取り逃がした異形により、民間人に犠牲者が出るという大失態をおかす。
平時は無駄飯食らいで役立たずな「対異特殊部隊」。
やっと巡って来た有事(異形出現)に結果を出せない情けなさ。
対異特殊部隊の隊長である「久堂清霞」の能力不足が露呈している。
【薄刃家との斎森美世の争奪戦】
久堂清霞と薄刃新の一騎討ち。
善戦していたものの美世の裏切りに遭い、あっさり負けてしまう。
裏切りで不利な状況に追い込まれたのは分かるが、負けるなよ!踏ん張って何とかしろ。情けない。
【第二次異形討伐作戦】
再び異形討伐隊の指揮官として出撃する清霞。
今回は「異形殲滅」の結果が出せたのは良い。この点は誉めるべきだろう。
しかし最後の最後で、清霞は異形の攻撃で意識不明の重体になる。
最後まで気を抜くな!マヌケめ。
そして最大の問題は美世の扱い。
結局、清霞は美世の事を「保護するペット扱い」して、美世の事を一人の人間として向き合っていなかったのではないか?
本当の意味で美世を救ったのは、美世の祖父「薄刃義浪」だった。
容姿端麗で絶大な異能力を持つ久堂清霞。
数々の失敗は、有頂天になり余り深く物事を考えようとしなかったためだろう。
しかし、清霞は自分の失敗に余り気付いて無さそうなので、行く先不安だ。