Bハウス さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
着地点含めてきれいに仕上がった
1月に放送された続編で
銀砂糖師になったアンの下からシャルが別れる始まり
ブリジットに羽をもたれているものの
シャルは基本変わらないというのはいいね
エリオットにシャルを助けたいなら
ペイジ工房に来てほしいと言われ
追いかけるところがスタート
着いて早々にエリオットから
職人頭を命じられることになる
ペイジ工房はかつて活気があったが
今は4人の職人しかおらず
個人で作品を作るのが慣例になっていて
すっかりさびれていた
アンは持ち前の明るさと
慣習にとらわれない行動力で
工房の職人たちをまとめる
実は原作の改変があって
本来は別の要素でペイジ工房に勤める
一期のアン見ていると
とてもじゃないが人を束ねるイメージはない
シャルを返してもらうモチベで
動いたという部分でまとめていたけど
実の娘を女だからと言って職人にさせなかった
この工房で簡単に受け入れられるかw
職人の一人オーランドによって
シャルの羽はブリジットではなく長のグレンへ
アンはシャルの羽をかけてこれまで参加していなかった
新聖祭(新年を祝う教会の催し物)の出展コンペに参加し
見事ペイジ工房の作品が採用される
その後は作品制作に訪れた古城で
城の主人との言いつけを守っていた妖精ノアの話が入って
ようやく登場した本作のラスボス
緋村剣(ry じゃなくて自称妖精王のラファル
同じ妖精王の素質を持つ宝剣の宝石から
シャルとともに生まれていたラファルは
人間を制圧して妖精の国を作るために
アンを拉致してシャルの羽を奪い従わせる
終盤はラファルによって集められた妖精たちと
アンの話になり
アンは人間に使役された妖精たちが
ラファルに自由になれると言われ羽を差し出したと聞いて
相手は変わっただけなのにと涙を流す
これがきっかけで妖精たちに砂糖菓子を作ることになり
戦場に残された手掛かりとなって事態は収拾される
ラファルは最後に自ら飛び降りるラストだが
実はここも改変されております
最後はシャルが「どこまでも見守ってやる」と言う
イケメン告白に久々のかかしキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
原作だとちゃんと結婚しているんですけどね
大幅な改変しているので辻褄合わなくなるからかな
アニメで原作準拠するには回りくどくて
とても1クールに納めきれないので
水上さんとしてはできるだけ本筋に沿って
変えていると思う
その分ラファルが単なる痛いやつになったのは
諸刃の刃という所か
最後の砂糖菓子で作った雪の結晶モニュメントは
きれいでいい締め方でした
ただ原作ファンはこれだけざっくり変えてしまうと
残念に思う人も多いかもしれないね