ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
千鶴がカワイイのと新撰組がカッコイイのです。
時は幕末、舞台は京都。(るろ剣でも使ったな^^;)姿を消した蘭学医の父を探すべく京都に来た雪村千鶴。そこで異形の者に襲われる。新撰組の男達に助けられ、「男」として彼らと行動を共にすることになる。行方不明の父、「羅刹」と呼ばれる異形の者、そして「鬼」。多くの謎と、策謀渦巻く幕末の京都で命をかけて戦う男達と千鶴の物語。
ほーこさまの出演作品ということで、前々からみたいと思ってましたが、「女性向け作品」みたいな感じだったので、しばらく敬遠してましたが、意を決して観ることにしました。
まぁ、とにかく新撰組が皆美形ですな^^さすが女性向け作品といったところでしょうか^^にもかかわらず、剣戟のシーンなんかは、先日見た「るろ剣・追憶編」に勝るとも劣らぬ迫力で描かれております。るろ剣よりは血飛沫の量は少なめですので、血が嫌いな方でも観られるのではないでしょうか。
とにかく千鶴がカワイイですね。常に死と直面するような状況の中、人斬りの男達の中で愚直なまでに「仲間」を想い、自身の義を貫いていく。健気に生きる姿がいいですね。
新撰組も美形に描かれているだけでなく、セリフ、生き方などカッコよく描かれております。特に土方サン、カッコええですわ。三木さんの声もイイですわ。
西洋から渡ってきた秘薬「おちみず」。千鶴の父が改良し、飲めば「羅刹」となり、人を超えた力を手にすることができるも、理性を失い血を欲するようになる。山南は制御できるよう改良し、「羅刹隊」を極秘裏に作る。沖田や平助は生きるためにおちみずを口にする。そして土方は、風間を倒すために口にする。
この「おちみず」や、千鶴の父の行方、動乱の京都を生き抜き江戸に向かう新撰組。風間や不知火などの「鬼」の正体など、謎が多く残されており、2期を見るのが楽しみです。(明らかになるのでしょうか?)
特にBLテイストなどないので、男性でも剣術・幕末作品好きな方には十分楽しめる作品だと思います。