Ｂハウス さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ダンジョン系の弱点が出たかな

自動販売機好きの主人公が峠をツーリング中
前方の荷台から自動販売機がこちらに飛んできた
そのまま自動販売機を抱きかかえ崖へランデブーｗ

気が付くと目の前には大きな湖
動こうととするが動けない
彼は自動販売機として異世界転生したのだ

しばらくは誰も来ない状態で立っていたが
ある日お腹をすかせた女の子が現れる

ランミスと名乗る関西弁が特徴の新人ハンターで
囮役で組んだパーティとはぐれていた

主人公はまず自分からコーンスープ缶を出して
ランミスに与えると初めての味に歓喜

自動販売機はしらないものの
硬貨を投入して買う仕組みはわかったようで
その後は自分の有り金を投入する

その時湖から魔物の群れが現れた
主人公は雄一の使用できる結界を展開し
魔物たちを撃退

助けてもらったことで気に入ったランミスは
主人公に「ハッコン」となずけ
自分のいたダンジョンへ連れていくと言う

女の子が自分を持てないと思いきや
彼女の加護が怪力だったので持ち運べ
二人の冒険は始まった

昨年放送された「転生したら剣でした」に続く
無機物転生作品

こちらの場合もステータスが
自身で見られるようなシステムになっていて

硬貨を投入してポイントをためると
並ぶ商材を変えられたり追加のステータスを得られる

細かい設定が多くて面白いし
ランミスの溺愛ぶりもよくて序盤はいいんだけどね

舞台をダンジョンにしてしまったゆえ
ギルドのキャラクターとの絡みが出てくるので
キャラが散文してしまい

ハッコンがランミスを守るんだと決意しているのが
薄まってしまうのがもったいない

自動販売機という概念はなく
魔道具と言う扱いなのを特化して
キャラ自体はヒュールミまで絞った方が
もう少し物語としての色が出たかなと

まあ最終回に速水声の悪いやつが出てきたので
そういう戦いには人数必要と言うのもわかるけど

そこにフォーカスあてるなら
ランミスのダンジョンでハッコンの商材に頼る
商店街の存在は出番控えてほしい

ランミスが目標にしていることが
最後はうやむやになってしまった

話の方向性は面白そうなんだけど
方向性が見えないからぼやけている

人見知りの江口声勇者必要？
キャラは好きだけども