Bハウス さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルは語呂でつけるもんじゃないな
なろうからTOブックスに刊行された原作
レビューの大半が辛くなっているのは
タイトルの影響が強いかなと
多くの人がイメージしたのは
異世界転生した主人公がお菓子を作ることで
降りかかる困難を解決すると思ったんだろうと
しかしこの作品は辺境貴族の嫡男に転生した
元パティシエのペイズリーがお菓子の国を目指し
領地経営をしながらお菓子の素材を集めていき
紛争や窮地があると自身の特殊能力転写で
事態を乗り切っていく展開だから
お菓子でてこねぇぇぇぇぇとなる
「本好きの下克上」みたいに
サブタイトルにお菓子要素入れるべきで
本題は「元パティシエが辺境貴族になった件」
とかだったらここまで叩かれていないかもw
転生先のお父さんカセロールが
瞬間移動の能力者で化け物と呼ばれるほどの
強い元軍人さん
強いリーダーシップで領地を束ねる一方
お菓子作りの私利私欲で方策を決める
ペイズリーに頭を悩ませている
この2人のやり取りがコミカルであるけど
親子鷹じゃなくてお菓子出せとは思うw
辺境の貴族であるがゆえに
王国の主要貴族との取り持ちをすることになり
そこでペイズリーはのちに婚約者となる
リコリスと出会う
後半はリコリスを笑顔にするために
お菓子を次々作っていく展開にはなるが
本筋には絡まないので印象薄いな
おかしの国を作って笑顔にするという
コンセプトなので本編中のお菓子の出し方が
落ち込んだ人を慰める目的が多い
なぜかリンゴを使ったお菓子しか
チョイスされないのは意図があるんろうか?
この世界の果実をよく知らないからか?
リンゴ以外の品種が大量生産できないのか?
そういう思いは出てくるかな
ペイズリーは父親譲りの聡明さがある一方
お菓子作りに思いが行くと目的がすべてに注がれる
そこが魅力として見せたいんだろうけど
パティシエとしての知識が入ってくるから
子供の可愛さが半減するのよねw
私は本渡楓さん好きなんでリコリスの為に
毎週見ていたんだけどもw