ようす さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アイドルは物語。今日もまた、新しい物語が生まれる。
2014年に公開された劇場アニメ『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』の続編です。
このTVシリーズから見てもストーリーにはついていけますが、
やはり先に劇場版を見てからの視聴をおすすめします。
全12話です。
● ストーリー
仙台で活動を始めたアイドルグループ・Wake Up, Girls!(ウェイク アップ ガールズ)、略称WUG(ワグ)。
地元TV局のTV番組など徐々に露出も人気も増え、
仕事は順調。
メンバーの挫折や苦悩を共有したりする中で絆も深まり、
アイドルとしての高みを目指していく。
前作では明かされなかったキャラの過去等が明かされたり、
メンバーが脱退するかも?な危機を乗り越えたり、
絆を深めながらアイドルとして頑張っていくWUG。
実力はまだまだだけど、
アイドルとして輝くものを持っている彼女達が、
高みへと駆けていく物語でした。
劇場版はスタートラインに立った!
という感じで終わりだったので、
スタートを切った彼女たちがアイドルとして
どんなふうに活動し始めたのか、がこのTVアニメ1期の内容でした。
大変なこともたくさんあるけれど、
着々と成功への階段をのぼっていますね。
彼女たちの努力がつかんだ成功、とも受け取れるけれど、
現実はアイドル目指してもっと大変な思いをしている人たちがたくさんいるんだろうなと思うと、なんて運がいい子たちなんだと思わざるを得ません。
まあ、アニメなんだしそういうシンデレラストーリーでいいんですけどね。
キラキラした部分が魅力の作品で、
これからも頑張れー!と応援したくなりますもの。
私はまゆしぃの過去が語られ、
ますます一致団結した9話からがぐっと面白くなったと感じました。
前作の劇場版からずっと引っ張られてきた部分だったからすっきりしたのもあるけれど、
ようやく「アイドルとしててっぺんを目指す!」という目標だけが明確になって、わかりやすくなったからかなとも思います。
● キャラクター
劇場版では覚えきれなかったキャラクター、
ようやく覚えらえました。笑
今回はキャラの掘り下げもあったので、
それぞれにスポットライトが当たっていました。
おっとり系女子の多いWUG。
私のお気に入りは、みにゃみこと、
片山実波(かたやま みなみ)でした。
食べている姿と「うんめぇーにゃ~!」の可愛さには勝てません。笑
声優さんはオーディションで合格した7人。
声優ユニットとしても活動し、
次回予告では実写で登場でした。
声優さんが実写でキャラを演じる次回予告、
斬新でした。
● 音楽
【 OP「7 Girls War」/ Wake Up, Girls! 】
明るく元気いっぱいの曲♪
間に挟まる合いの手も可愛い^^
前に駆け抜けていく曲調、大好物です。
【 ED「言の葉 青葉」/ Wake Up, Girls! 】
卒業ソングのような曲ですね。
しっとりした終わりは悪くなかったですが、
最終回はもう少し盛り上がったまま終わってほしかったな。
この曲で盛り下がってしまった気が。笑
● まとめ
劇場版もいいなと思ったけれど、
TVアニメはさらに良くなっていた気がします。
芋臭さのあるアイドルストーリー、いいじゃない。
素人の女の子たちが華々しく成長して、たくさんの人に応援されていく姿というのは、気持ちよく受け入れられるのだろうね。
ちょいちょい時事ネタ放り込まれてるから、
若い世代には「?」となる部分が出てくるかもしれません。
{netabare} 毒舌な早坂さんに「有吉って呼ぶよ」と言ったり。 {/netabare}
ネタに時代を感じます。笑
これで終わりなのかと思ったら、
まだ続くじゃないですか!
次は劇場版を楽しみたいと思います♪