あすは さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
バンドリは初めて。いろいろ展開してるようだけど、ぜーんぜん知りません。
人間関係きついですねぇw
バンドの中心であるボーカルのともりが、生きるのが苦手で不器用だけど、全部さらけ出したい系な子なので、まあこうなるのは仕方ないんでしょう。言うことが全部重いんだよなぁ。。。
らーなちゃんの無責任&適当さが、むしろ癒しに思えてくる。。。(実際バンドのメンバーだったら、こういうのがいたら気が変になるレベルですがw)
でもしょうがない、音楽って、出てきた音がすべてですからね。そのためなら、他のすべてを犠牲にしてもしょうがない。特にともりは、そういう子ですね。自分の身を削り、すり減らして音(詞)を吐き出すタイプ。(こういうのを「ロック」というw)
それにしても、めんどくさい感情的なところからまったく自由でふらふらしてるらーなちゃん、いいなぁ。でもこの子も、普通の人としての安全・安心な生活や人生には興味なくって、面白い音だけをひたすら求めちゃうタイプだよねぇ。
予定調和を目指さない感情むき出しの展開が、他ではあまり感じることのない魅力につながっていると感じました。こういう我の強い人たちが集まったら、実際、こうなるよなぁ。次から次へと重なって起こる「拗れ」が、なかなか見ていて疲れてくる。。。
だからこそ、10話の解放感、開放感が、とんでもなかった。この回の音楽のパワーは、圧倒的だったと思います。
ともりの声優の人、最近ちょくちょく名前見るけど、「うまい」ってわけじゃないけど非常に説得力のある歌声がすばらしかった。
いままで聴いたアニメ内の歌では、ヒーラーガールの藤井かな役の人が最高だったと思いますが、それに勝るとも劣らない真実味のある歌声でした。