まこと さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
解とセットで見て!非アニオタでも最後まで見て良かったと思えるアニメ
本作(以下、「無印」という)は出題編で、別途「ひぐらしのなく頃に解」(以下、「解」という)という解答編が用意されている。
「無印」は、全体的にシリアス&サスペンス系で仲間が次々殺されるという救いようのない描写が続くが、「解」は、仲間と一緒にこの惨劇の運命から抜け出そうとする某少年漫画のような、勇気・友情・勝利の要素がある。プラス心理戦。
私自身、疑心暗鬼にとらわれた時のこのアニメを見て、すごく勇気づけられた、大好きなアニメ作品になった。 登場人物たちのキャラも癖があり、魅力を感じた。
【きっかけ】 きっかけは、友達から勧められたことだった。 正直サムネからの印象で、JCや幼女キャラがいる典型的なオタク向けアニメに抵抗感があり、あまりアニメを見ない私は視聴し始めるのに時間がかかった。
【「無印」を視聴】 ゲームや原作を知らず、事前知識なしで「無印」を見始めたが、救いようのないB級映画のような展開が続き、よく分からず離脱してしまった。 「無印」では、ある仲間の一人が疑心暗鬼に取り憑かれて、仲間たちを残虐非道に殺害→自分も自害し、エンド。 そして、何事もなかったようにまた新しい話が始まり、今度は違う仲間の一人が狂人になるというこの繰り返し。
【「解」を視聴】 「無印」を離脱した後、「解」を見始めたら、結構スッキリした。 「解」では、以下の「無印」で起こった今までの惨劇の原因や真相が明らかになっている。
・バットエンドが繰り返される理由
・毎回ひとりが狂ってしまうという理由
・狂人になってしまうのは実は、村特有の病気で、それを利用しようとする黒幕が存在すること。
この解の話を知って、ひぐらしが面白いアニメだと分かった。