Acacia さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
既視感が凄まじい。
余りにも「化物語」と話の骨格が共通し過ぎてて
ちょっと視聴時にしんどかった一作。
劇場版は「涼宮ハルヒの憂鬱」を連想。
「これ、本当に原作者はこの物語を描きたいと
願って作家になったのだろうか?」
と思ってしまいました。
軽妙で捻くれた会話劇もライトノベル特有の
型に嵌りすぎてて、オリジナリティが薄い。
「いや、そんな会話、人間しないよ」と頭が拒否反応。
ちょっと調べたり、レビューを拝見したら、
既視感関連は指摘されている方が大勢。
昔、好きだった「烈火の炎」の骨組みが
「幽遊白書」の丸写しじゃないかと考えたとき、
若い自分は何も感じなかったので、
恐らく現代の人たちも「10年前の作品の骨格がー」
なんて全く気にせず本作を楽しめているでは
ないかと思います。
既視感でここまで驚いた作品も珍しかったので、
思わずレビュー、書いてしまいました。