U さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 天才高校生は異世界でどう生きるか
海空りくのライトノベル キャラクター原案:さくらねこ
制作:project No.9
異世界に転生した7人の天才高校生が自由と平等を求め革命を起こすファンタジー
<メモ>
1話冒頭の唐突な口移しで食事を与えるシーンがとても気持ち悪い。
しかもOPにも使われているので製作者は大事なシーンだと思ってるっぽい。
1話ぎりしたいところですが、7人の天才高校生の異世界改革という題材はおもしろそうだったので全話視聴しました。
異世界転生ではお約束のようなスキルや魔法などのチート能力を付与されることなく
自分達の頭脳と技術で革命をおこすのは面白かった。
ただ司と勝人以外は元の世界にいる時からチート級の天才だったけど。
6人の天才を率いる司が自分は天才に助けられてるただの凡人と思っているところが
異世界転生にありがちな俺TUEEEじゃなくて良き。
異世界の住人エルフのリルルがヒロインで7人を異世界に召喚したかも知れないキーマンらしいのだけど
最初の印象が悪すぎて最後まで好きになれず。
次期ありそうな終わり方だったけど、ラスボスは皇帝なんでしょうか?
<主要登場人物>
超人高校生/七光聖教
・御子神 司:小林裕介 「世界最高の政治家」 高校生にして日本の総理大臣
・大星 林檎/クマウサ:日高里菜 「世界最高の発明家」 転移前は人工衛星に住んでいた
相棒はAI「クマウサ」
・猿飛 忍:日岡なつみ 「世界最高のジャーナリスト」 諜報活動を担当
・神崎 桂音:金元寿子 「世界最高の医者」
・一条 葵:金子彩花 「世界最高の剣豪」
・プリンス暁;石上静香 「世界最高のマジシャン」
・真田 勝人:間島淳司 「世界最高の実業家」 司からショウニンと呼ばれている
エルム村 村民はビューマ(獣人族)
・リルル:桑原由気 村で唯一のエルフ?実は魔導士?
・ウィノナ:中原麻衣 村長の娘でリルルの育ての親
・エルク:下野紘 ウィノナの息子 村の金庫番
・ルー:橋本ちなみ 勝人が助けた奴隷の少女
・オスロー・エル・ギュスターヴ:中田譲治 ギュスターヴ領の領主
・ジャンヌ・ド・ルブラン:千本木彩花 白銀騎士の女性 実はレジスタンス組織「碧の団」の一員
<ストーリー>
世界最高レベルの天才で「超人高校生」と呼ばれている7人が乗った飛行機が墜落し、命は助かったがそこは異世界だった。
7人は政治、経済、剣術、医療、諜報、科学、マジックの天才。
7人を助けたのはエルム村の人々だが、村は裕福ではないらしく7人を養う余裕はないという。
司の出した3つの指標のため7人の天才が動き出す
1. 情報収集(フレアガルドという国について 魔法について)
2. 元の世界に戻る方法(昔、別の世界からきた七人の勇者が邪悪な龍から大陸を救ったというおとぎ話に秘密が)
3. 村の財政を立て直す
まずは、勝人と忍が越冬準備のためドルムント市街に向かったエルクに同行する。
ノイツェランド商会に持参した商品を買いたたかれたため、勝人と忍が市長の秘密を探り脅迫して商会許可証を入手、エルム商会を創立。
勝人は他の商人に声をかけ中央マーケットで委託販売を始める。
ビューマ(獣人族)の少女ルーから稼ぎ方を教えて欲しいと請われた勝人は少女を奴隷商から買い取る。
フィンドルフ侯爵領の守衛騎士団団長がエルム村に乗り込んでくる。
勝人達が違法な手段で金を得たと言いがかりをつけ国家反逆罪で村は焼き払われリルルが囚われてしまう。
司達は地球の文明を使い領主を倒しリルルを助けるが、この騒動を帝国が見逃してくれるとは思えず革命を起こす決意をする。
自由と平等の国家を作るべく領民をまとめようとまずはプリンス暁を神として祀った七光聖教を立ち上げ上げマヨネーズを配る。
司が市長と交渉し大都市ドルムントの統治権を手に入れる。
皇帝を崇拝するギュスターヴ領の領主ギュスターヴが天の炎の槍をドルムントに飛ばしてくる。
魔法が付与されているため迎撃ミサイルで落とすことができずに街に着弾し炎の精霊たちが街を焼き尽くそうとする。
それを止めるには中心の槍を破壊する必要があるのだが炎の中の槍を狙うのは困難なため
葵がミサイルと並走し素手で弾道を誘導、街を守る。
炎を沈下されたギュスターヴはドルムントへの進軍を命じるが、進軍を予想していた司の作戦で撃破。
一方、ギュスターヴ領で奮闘する忍は圧政を強いるギュスターヴに反逆している「碧の団」と協力しギュスターヴ領を陥落する。
が、「碧の団」のコンラッド侯爵が帝国と手を結んだらしいという情報を得た司は警戒する。
魔導士タンガニカと名を変えて生きていたギュスターヴを林檎が作った爆弾(神の雷)で城塞ごと吹き飛ばす。
司は集めた市民に向け、「碧の団」が帝国に攻撃をされたため神のイカヅチで報復し敵を殲滅したと嘘の報告。
また七光聖教はギュスターヴとの戦いに乗じ2つの領地を手に入れ、フィンドルフ領、ギュスターヴ領と4つの領地の統治権を獲得したことになるが
七光聖教が望むのは支配ではなく市民の自立を望んでいる、そのために「共和国」を作ると宣言する。
市民を前に演説する司の前にギュスターヴが現れ死に際に
「俺たちに人は救えない。やがて思い知ることになる。この世界がたった一人のお方のためにあること、天に選ばれた支配者という天才が存在することを」と言い残す。
23.2.26