カール さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
結局、俺TUEEEE
原作未読。
力技のSAOとは違い、
知略によってネトゲーからの脱出を試みる
本作品。
3期は主に2部構成。
1部は選挙戦。
2部はボス戦。
アニメで選挙戦を見せるのも
なかなか珍しいですが、
考え方の違いで仲間割れが起こり、
そこから選挙戦へと話が転がり出します。
主人公の頭の中では、
かつての仲間と争うわけですから、
勝たなくてはならないが、
勝ちすぎてもダメという、
縛りプレイの選挙戦となるのですが、
そこは知略戦のログホラ。
きっとみんなを驚かせる方法で
華麗に勝利するのかと思いきや、
我々の現代社会でいうところの、
芸能人や有名人のタレント候補を擁立。
「皆さんの街に新幹線の駅作りますよ」
という政治駅の行使。
典型的なとても分かりやすいポピュリズム。
主人公の華麗な政治手腕として、
天下のNHK様でこれを放送するのは、
何かの狙いなのかと疑ったりもしますが、
結局この力技の選挙運動によって、
一方的に対戦相手をボッコボコ。
最終的には対戦相手を、
自分たちの街から追放するような体に。
「どうしてこうなった」と悩む主人公に、
最初の考えていた縛りプレイの選挙戦は、
「一体何だったんだ」と、
視聴者も悩みだす。
続きまして、2部のボス戦ですが、
こちらは今までと違って、
高レベルの主人公勢は敵の策略により、
レベルを下げられ弱体化。
そこで立ち上がったのが主人公の弟子たち。
レベルと経験は低くとも、
仲間と力を合わせボス戦に臨む。
ボスの必殺技は精神攻撃。
パーティーメンバーはその攻撃で、
心はズタズタになり涙目。
そんな過酷な戦場の中、
今回ボス戦のリーダーとなったのが、
知略に長けた主人公の愛弟子。
きっと華麗な知略戦で勝利するに違いない。
と思いきや、
ボスの精神攻撃への対抗策は、
「気の持ちよう」
と結論。
努力と根性の精神論でボスを見事撃退。
力技のSAOとは違う、
ログホラのアイデンティティである、
意識高い系の知略戦は、
もしあれば次回の第4部に……、
あるのかな?
ありがとうございました。