天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シン SFスーパー英雄(?)列伝19
誰もが一度も夢見たことがある、異なるヒーローが共闘する夢の展開
当時の新旧ヒーロー、デビルマンとマジンガーZが一緒の登場して悪のドクターヘルと戦う物語です。
この手の新旧ヒーロー共演物は、どうしても新しい方にスポットライトが当たるのが常ですが、この作品のデビルマンは扱いがヒドイ(涙)
はっきり言っていいところが無いんですよね、しいえあげれば
「俺ならマジンガーを空から攻めるな」
と、マジンガーZの弱点を甲児に指摘する位でしょうか。
デビルマン「ボクは、影だ。」(それ、黒子のバ○ケ)
まあ、これがこの作品でのデビルマンの全てですね(あわわっ)
一方、マジンガーZの方は、番宣と言われようが(おいっ)テレビに先駆けてジェットスクランダーが登場し、マジンガーZが空を飛んで捕らわれたデビルマンを助け、機械獣軍団と戦うという夢のような話です。
(大空はばたく、紅のつ~ばさ~♪そのな~もジェット、スクラン~ダァ~♪ の歌が流れるとやっぱり盛り上がりますね)
あと、マジンガーZ対デビルマン となっていますが、対決しません(汗)するのは甲児と明で、しかもバイク勝負(笑)
まあ、この対決でお互いの力を認め合う訳ですが・・・
冒頭の機械獣登場シーンで、作画がいつものテレビと違うという事に気づかされます。
しかも2体の機械獣を倒した後に、空飛ぶ機械獣に苦戦するという流れで、飛べない事がマジンガーの弱点だという事を、観客に分かりやすく伝えている流れはいいですね。
また、テレビではせいぜい2体しか一度に出ない機械獣が、軍団となって襲い来る展開も萌え・・・じゃなくて燃えます。
ただ、この作品にヒロインはいません(おいおい)もともとデビルマン側からは不動明しか出てないですし、弓さやかは出ているものの、影が薄いし(苦笑)まあ、43分しかないからしょうがないんですけど(爆)
しかし、テストもしないで、いきなりジェットスクランダー使うなんて、普通失敗しますよ(初期不良を舐めるなぁ~っ)
実際テレビの方では、事前に試験を色々行っていたり、無事合体したものの、慣れない操縦に苦戦するなど、丁寧に描かれてます。
まあ、映画という短い時間でそこまでやれって言うのも、野暮なんですが(汗)