「恋する小惑星(TVアニメ動画)」

総合得点
76.8
感想・評価
423
棚に入れた
1625
ランキング
669
★★★★☆ 3.6 (423)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.6

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ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一期に駆け抜ける青春

原作未読。

部員数減少のため
天文部と地質研究会の合わせ技で誕生した
「地学部」の活動がメインのお話。

地味と地味が合わさって
更に地味度が増した部活動で、
一見さんお断り感が半端ないですが、

1話にて活動予定を話し合う会議にて、
視聴者にも分かりやすく目標を示す。
「1期の最終話は文化祭かな」

JKたちのホワホワ会議を見ている視聴者は、
そんなホワホワした思考をしていると、
これがとんでもないミスリードだと気づく。

最終話かと思われた文化祭は、
1期12話中の6話にて終了。
「あと6話どうすんの?」

そんな疑問を寄せ付けないように、
時は流れ続け、
クリスマス、年明け、
3年生卒業、進級、新入部員到来と、

「2期なんてやらねえよ」
そんな声が画面から聞こえてきそうで、

まるで制作側に、
余命宣告者でもいるのかと思う勢いで、
話を畳み掛けてくる。

当然話のスピードが早いぶん、
キャラの掘り下げと言うか、
活躍の場が無いので、
設定だけ説明されている感じが否めない。

新入部員も、
「親戚が災害に巻き込まれたので、
気象の勉強がしたい。
義務感を持って部活に取り組む」

そんなガチ勢がやってくるものだから
ホワホワ勢と一悶着あるのかと思いきや、
あっさりと懐柔されてしまう。

天文学に地質学に気象学。
どのキャラも
「私たち勉強しています」感は出ていたが、

部員たちから放たれる知識のジャブに
視聴者は付いて来られたのかは甚だ疑問。
少なくとも私は、光が失せた目で
「へぇ~」としか言えなかった。

しかしそんな、
光の速さで展開するストーリーであっても、
水着回や温泉回は、
バッチリ用意されているので、

難儀な学問に踏み止まっている
紳士諸君であっても、
安心して視聴していただけるであろう。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/08/29
閲覧 : 103
サンキュー:

2

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