Mi-24 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見所がない退屈な作品
王国を救う為に悪の象徴、ダーク・シュナイダーに力を借りる。敵は倒せるものの、誰彼構わず暴れ回るシュナイダーを制御出来るのはヒロインのティア・ノート・ヨーコだけ。
この面白そうな設定は序盤のみで、この図式はすぐに崩れる。
シュナイダーはすぐに、口は悪いが王国の為に粉骨砕身働く忠臣となる。最早ヨーコによる制御など必要ない。
絶大な力を発揮するが、戦闘力がないルーシェ・レンレンと入れ替わる不安定な存在であるシュナイダー。この設定も途中から殆ど出なくなる。
面白そうな設定は全て無くなり、シュナイダーは「強敵と戦う正義のスーパーヒーロー」になってしまった。
アーシェス・ネイのエピソードは良かったが、他は特に何も無し。
もう一人のシュナイダーであるルーシェ・レンレンのことは、きちんと掘り下げて扱って欲しかった。