退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
絵本の世界
大友克洋・木村真二による日本の絵本作品。
全12話で一話約五分の短編CGアニメーション。
CGのクオリティーが極めて高く、見応えがありました。また、子ども向けの作品なのですが、大人が観ても案外引き込まれるような愛らしい物語です。
{netabare}
朝の来ない街、サルタへようこそ。
主人公であるヒピラくんは周りの吸血鬼に比べてドジだが、不思議な事には興味があり、勇気のある男の子。
同級生から「このところ長老の家から毎日不思議な光が出てるの…」と噂を耳にする。
早速向かってみると、長老は不思議な機械を動かしていた。光り輝くその正体は彼曰く魂の渦巻きのようだ。100年掛けて集めた人間の魂を絞って妖精を作っているとのこと。
その妖精の血を吸えば吸血鬼は地獄行き…吸血鬼にとって地獄は天国らしい(笑)
しかし、歯車の不具合で完全体でない足の生えていないただの人魂が生まれてしまったようだ。その人魂の名前はソウルくんと言う。
ソウルくんは右も左も分からず、とりあえずヒピラくんに付いていくことに。
そうして、ヒピラとソウルは二人で行動していくうちに不思議な現象に巻き込まれていく…。
ヒピラくんとソウルくんの友情もさることながら独特な世界観でとても楽しく視聴できました。{/netabare}
こちらの作品はファンタジー系が好きな方におすすめします。