フェイルン さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
エンドロールは最後まで
大前久美子が吹奏楽部の部長になり初仕事といったところでしょうか。
アンサンブルコンテストという小編成でのコンテストへ出場する為のオーディションをするまでの過程を描いた作品。
理想通りにオーディションの組が出来なかったり、同じ組の中でのレベルの差をどう解消していくのかを部長である大前久美子が解決していく。
作画は京都アニメーションだけあり、被写体深度があって遠近感のある情報量の高い作画で安心して観られる。
普段は出番が少なかった登場人物にもスポットが当たり、更に成長もみられる。
吹奏楽の音に合わせて違和感なく動画している様はやはり京都アニメーション。
時間的な制限の為で、実際のオーディションの演奏は描かれない。
可能であればBlu-rayで完全版のようなものが後々出て欲しいが、劇場で同時販売しているので難しいか。
エンドロールの後は、3年製編への布石だろうか。
意味ありげな映像が流れる。