ガムンダ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
鉄道ヲタ向け ラッキースケベハーレム
国鉄に就職を目指す高校生?? がOJT(要するにインターン)として鉄道公安隊に配属され事件やら事故やら要人護衛やらナニやらで活躍すると言ういつものやつ。
鉄道蘊蓄を交えつつ古典的な怒涛のラッキースケベにハーレムと言うヤツです。
ハーレムものが好きなら鉄道ファンでなくても楽しめるんじゃないでしょうか。
逆に私はあんまりハーレムものが好きじゃないんですけど、社会人モノが好きなので、難なく観れました。
あんまりドロドロ展開も無いので、良くも悪くもハーレムものとしては通りイッペン、と言った感じです。
原作あるのかな?
きっと作者はかなりの鉄道マニアなんでしょう。
ついでにアニメ界に申す【ココ重要】なぜ「国鉄」か
{netabare}このアニメがJRではなく国鉄を舞台にしたのは正しい作者の見識です。
それは何故か。
民間企業に警察権は無いからです。
従ってJRに銃を携行した鉄道公安隊は存在し得ません。
史実でも民営化の際に警察に業務移管され解散しています。
「図書館戦争」も然り、「リコリス・リコイル」のレビューでも吠えまくりましたが、
たかが原チャカブのニケツ程度の軽犯罪にワーワー騒ぐ同じ人がこれら暴力機関が暴走するアニメを喜んで消費するのは甚だしい矛盾と言えます。
今後数十年、民主主義陣営と、国家権力が恣意的にターゲットを選別し暗殺する様な陣営とに世界は二分され、新冷戦が始まろうとしてます。
「リコリコ」なんぞを臆面も無く作ってそれを喜んで消費する人たちに問いたい。
「暗殺する側」に与する覚悟でもあるんでしょうか。
一方カブのニケツなんぞどうでも良い話です。
意識は高いが見識は低い。ズレてるにも程があります。 {/netabare}
この一点に於いてこの作品は「正しい」のです。