Mi-24 さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
故人との向き合い方
亡くなった人は帰って来ない。
亡き和也の投球フォームを真似る事で、和也が帰って来たと思い込み、心の隙間を埋めようとする達也。
浅倉南は言う。
「フォームを真似てお前が和也になったとして、その時に上杉達也は何処にいる(何処にいく)」
結局ライバルの新田に厳しい現実を突き付けられ、和也はもう何処にも居ないことを思い知る。
達也は死者にすがるのを止め、自分の足で歩き出す。
最後は上杉達也と恋人の浅倉南の二人が、未来に向かって走って行くシーンで終了。
作品のテーマは良いのにアニメの作りが悪いので、詰まらない作品に成っている。
全ての出来事が、唐突に始まって投げっぱなしで放置。
事象や心情を台詞で説明する、白ける展開。
後は、登場人物が感情のないロボットのようで不気味だった。