タイラーオースティン さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
どん底から這い上がる主人公の物語
どん底に突き落とされて這い上がる作品といえば、盾の勇者が有名ですが、本作の場合は異世界に召喚される前の現実世界でのいじめが背景にあったりと、それゆえに胸糞要素が半端なかったなという印象があります。
そもそもいじめの何があかんのかといえば、加害者はもちろんあかんのですが、それと同じぐらい傍観者の存在にもモヤモヤさせられるんですよね。
それゆえ、主人公達が這い上がるその様子自体は楽しめるのですが、一方でクラスメート達の様子は前述の事もあってあまり良い気分で見られなかったかな。
もっとも、花守ゆみりさんが演じる女性キャラがギャップ萌えによる可愛らしさが印象的で事後的に見て、それが後年のカワイスギクライシスに生かされているのかなと感じました。