てとてと さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
迫害される超能力者たちの悲哀とバトルなOVA。キャラや話は悪くないが尺不足でダイジェスト気味
90年代格闘ゲームのOVA全2話で1時間ちょい。
超能力者が迫害される世界で、親友が超能力集団の長になって人類と戦争企図、主人公が阻止しようとする。
【良い点】
迫害される超能力者たちの悲哀や人間との確執から、袂を分かつ親友ふたりの友情ドラマなど、基本ストーリーは良く、分かり易い。
キャラも芯が強い熱血漢主人公バーン、根は優しいが人類への憎しみを抑えられぬキースほか、虐げられる過去を持つ超能力者たちなど悪くない。
美少年や美少女が多く華はある。野望持ちなど一癖あるキャラもいて、印象は強め。
救ってくれたキースへの想い抱く者たちなど最低限の事情と感情はちゃんと伝わる。
キャラデザは90年代の美形で悪くない。声優も豪華。
主題歌は上手くは無いが、素直に主題に沿っていて好感持てる。
【悪い点】
2話合わせて1時間程度しかなく、詰め込み気味ダイジェスト。
詰め込んでいるため、キース攫われ→再開したらテロ組織のボスに変貌などの展開が唐突気味。
キースの主張はシャアのニュータイプ論的な印象だけど、掘り下げが乏しいため深みが無い。
話自体はテンポ良く分かり易いが、急ぎ過ぎていて余韻が無い。
キャラが多く、掘り下げやキャラの顔と名前が一致する暇が無い。
キャラの背景や相関関係は分かり易いものの、尺不足が響いている。
超能力バトルが地味。バトルの見せ場があんまり無い。
【総合評価】3~4点
原作ファン向けOVAとしては初見にも分かり易く、まずまず良い内容なだけに、尺不足が残念。
ちゃんと尺を取って各キャラ掘り下げていれば結構面白そうな作品だった。
評価は「普通」