徳寿丸 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
砂糖職人の話だが割と甘くない
原作未読(2023.7)
人間と妖精が住む世界のファンタジー。
銀砂糖師(砂糖作りと砂糖細工職人?)を目指す少女の奮闘とイケメン妖精のイチャイチャラブストーリーと片付けるのは些か言い過ぎか。
この世界では人間が妖精の命を売買するのが当たり前であり全く対等ではない。また職人社会も女性に厳しい中、主人公は裏切りや偏見、不条理に阻まれながらも自分の夢に向かって進む姿は若干「世界名作劇場」を思わせる(彼女の人柄と職人としての技術の賜物ではあるが割と強力なお助けキャラが配置されてる・・・)。そしてようやく自分の夢を掴んだ時、その喜びを共に分かち合う筈の愛しい彼は居なくなってしまう・・・彼女の夢の手助けをする為に・・・とここで前期終了。どうなんのかな?
私のツボ:ベンジャミン
後期視聴済(2023.9)
前期ラストどうなってしまうのかーからの後期だが、割とすんなりと事が運ぶ。原作はどうかわからないが、世界名作劇場だともう少し抵抗がありそうだがこちらは問題が起きても結果オーライ的な収束が早く感じる(まぁ、4クールものの世界名作劇場と単純比較はできないわけだが・・・)。
気が付けば美男子に囲まれた職場で重要な役職を大した嫌がらせや反発もなくこなせる恵まれた境遇ともいえなくもない立場となっている(勿論。主人公
の人柄があっての事であるのは言うまでもない)。そういう意味では世の職場の人間関係に悩む方々には所詮御都合だ!と妬まれる可能性はあるが、コミュ力、人間性、そして仕事への熱意は大事と思い知らされる部分もあるのではないだろうか。周りが悪い、理解してくれないと言う前に自分自身を見つめ直す事から始めたらどうだろう(また、何か言ってるぞ!)
私のツボ:コリンズさんは良い策士