エイ8 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
……柔道?
『宇崎ちゃんは遊びたい!』(うざきちゃんはあそびたい)は、丈(たけ)による日本の漫画作品。元々はTwitterに掲載されていたショート漫画だったが、後にニコニコ静画上のウェブコミック配信サイト『ドラドラドラゴンエイジ』で2017年12月1日から連載が行われ、単行本がKADOKAWAより発売されている。
第2期は『宇崎ちゃんは遊びたい!ω(だぶる)』のタイトルで2022年10月から12月まで放送された。(wikipedia)
一期に比べたらまだ面白かった印象。
一期の時はとにかく桜井 真一(さくらい しんいち)と宇崎 花(うざき はな)のじれったい関係にニヤニヤするみたいなノリが多く、正直それの方がうざかった。ただこれは、個人的にはこの頃にはまだこの「〇〇さん(ちゃん)」系の作品にありがちの二人の恋を見守るだけの構成に慣れてなかったというのもあるとは思う。亜細 亜実(あさい あみ)が出てきた頃は三角関係になるのかと思ってたけど、実際は父親である亜細 亜紀彦(あさい あきひこ)と一緒にごはんを食べるようなジェスチャーで真一と花らを「おかず」にしているだけという何とも言えないノリ、これがとにかく合わなかった。
二期視聴にあたってはもう初めから「見守る」つもりで見ていたということもあるし、二人を「おかず」にする頻度も減っていたため割と楽しめた。
そういえば、真一の一人暮らしには理由があった。確かに真一と花は同じ高校に通っていたのだから彼だけ一人暮らしというのは不思議と言えば不思議だし、そこに理由をつけたことは良かったと思う。(とはいえ私学とかなら長距離通学してたとかも無くは無いので、そういうものだと思っていた……)
とはいえ、その理由自体は酷すぎた。
父親が母親とイチャイチャしたいがために長男を家から追い出すこと自体最低だが、そのことに母親が2年以上も気づいていないという異常事態。ていうか近所にいるんだから顔ぐらいみせにいけよ、と。
そんな二人の間に長女が産まれていたこともアレだが、家が柔道の道場やっててしかもカッコイイとかいう理由で袴履くとか意味不明すぎるレベル。
というか、少なくともアニメでは柔道のくだりなんて一度も出てなかったですよね?この唐突な柔道設定には唖然としました。後にこれが伏線となるのか単に何かの動きが欲しかっただけなのか……
真一が妹を抱く写真を撮られてましたが、どーせこれでひと悶着あるんでしょうね。で、これがやりたいためだけにこういう設定を急遽作ったとしか思えませんでした。
真一の父親に比べたら花の父親は全然まともな方でした。