蒼い✨️ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
嫌だと言われても断固拒否!おパンツ見せてください。この通り!!(CV:杉田智和)
【概要】
アニメーション制作:アドネロ
2020年10月14日 - 12月30日に放映された、
全12話 + OVA1話で1話あたり3分30秒のTVアニメ。
原作は、『Twitter』で投稿されていた漫画作品。
著者は、ふなつかずき。
監督は、永居慎平。
【あらすじ】
主人公の土下座(どげすわる)は、
女の子のおっぱいとパンツを見たくて見たくて仕方がない男子高校生。
いくら断っても食らいついたら離さない、どれだけ恥ずかしがっても。
見せてくれるまで誠心誠意(?)土下座し尽くす。
土下座に不可能はない!土下座サイキョー!!土下座サイコー!!!
これが、土下座道なのだった!!!!
【感想】
ふなつ一輝先生といえば昔は週刊ヤングジャンプで、
関西弁のカレー職人の青年がカレー屋の娘である女子高生と同居する漫画とか、
美少女妖怪の漫画とか描いていてパンツ見せたりお色気要素のある作風。
今描いている、ウルトラジャンプで連載中の空手女子部活漫画では、
一般向けの爽やか路線の作風にはエロ描写がノイズになるから敢えて封印しています。
一方、エロコメ100%であるこちらでは、
イラスト風4コマ漫画で4コマ目にサービスカットですが、見事に中身が無いですね。
アニメの方もまるでギャルゲーの会話画面のようで作画の動きが多くないですし、
ほぼ会話で間を持たせている感じです。
ゲームセンターにあった脱衣麻雀ゲームのサービスシーン程度のライトなお色気シーンは、
同種アニメ?の「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」と比較しても、
特に気合が入ってるわけでもなくて作画には強いフェチズムが感じられないですね。
じゃあ、このアニメに何があるんだ?と言われれば、
土下座(どげすわる)を演じてる杉田智和の好演ですかね。
履いてる状態のパンツを見ることに尋常ならざる熱意と執念を持つ変態野郎なこの主人公は、
嫌パンと違って無茶苦茶喋る喋る。女の子を困らせてばかりの彼の熱弁に、
天の声(CV:堀江一眞)からのツッコミに可笑しみがあり、
エロスの面ではイマイチですが、ギャグアニメとして普通に笑える感じ。
EDソングでも女性声優らの歌の合いの手に杉田の台詞が多数入っています。
見終わったところ、おバカなアニメとして暇潰しには良い感じで、
それ以上でもそれ以下でもないですね。
尚、最終回にあたる第12話が変化球で意外な展開でした。
EDアニメで伏線らしきものがありましたけどね。
最終回の続きがもう一話あるのですが、そのサブタイトルでネタバレ全開ですね!
これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。