なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
心がっ、、私の心がっ、、
原作未読。予備知識なしの初鑑賞。
まず初めに、
ネタバレどころか何の情報も仕入れてない状態で
この作品を観ることができて良かったです。
観ようと思ったきっかけになったのも、
タイトルとサムネの少年に惹かれたから
というだけの理由であらすじも読まずに入りました。
そんな状態で観始めたからこその{netabare}1話目の衝撃。
心臓ぐわぁー!って握りつぶされましたね。
津田健次郎さんのナレーションで
心地よくも不穏に始まったかと思われた1話目ですが、
出会ったばかりの名も知らない少年に
たった25分で惹き込ませる技があったから
あの落とし方の効果も抜群だったのでしょう。
それは最初の少年に限らず、
マーチ(少女)、グーグー(少年)、ピオラン(おばあちゃん)も{/netabare}
キャラの魅力が存分に引き出されていて
観ているこちらが大好きになるのも早かったです。
{netabare}そして大好きになってるタイミングで
奪われていく命に心が悲鳴をあげ続けました。
マーチとのお別れの段階で
「あ、この作品はそういうことか」と覚悟しましたが、
グーグーの時は何だかいい方向に進んでいたし、
黒い人に1度この村を出るように言われてからも
4年い続けて料理や文字等を学ぶフシの姿を見てると、
グーグーも今まで通りお別れする事になると見せかけて
実はフシの人生を支える相棒的なポジションで
生存し続けるキャラなのかなと希望を抱いたところで
残念ながらどん底に突き落とされました。
いやもうほんと、、
グーグーだけはいなくならんて信じてたのに〜(´тωт`)
他のキャラも含めてみんな若くして命を落としていく中
唯一、寿命という形で亡くなったピオランは
あまりにも思い出が詰まりすぎていて胸が苦しかったです。
このお別れの仕方がこの先のフシ(主人公)に
どういう影響を与えることになるのか、、
そこは2期で描かれるのかな?
上で名前をあげなかった
ジャナンダ島の子達は人数が多いからか
そもそもジャナンダからの印象が胸糞だったからか
ダメージを受けることはありませんでした。
ハヤセというフシを狙い続けるマーチを殺した女が
頻繁に出ること自体が生理的に受け付けられなくて
ひたすら気持ち悪かったんです、、
ハヤセが出る前の段階でも
序盤のトナリのフシに対するいい加減な態度とかが
鼻について結構ムカつきっぱなしだった事もあり、
後からトナリの真実が明かされたところで
それらが挽回されることはありませんでしたね。
そんなトナリ達のことよりも
マーチだけでなくパロナ(マーチと一緒にいた少女)も
フシが去った後にハヤセの手によって
無惨に殺されていたと知った時の方が大ダメージ、、
島を出る時にフシがハヤセを殺さずお別れした後に
そのハヤセのボートにノッカー(敵)が乗り込んだ事が
今後の展開にどう影響してくるのか気になりますね。
{/netabare}
2期も非常に気になるので必ず観る予定です。
{netabare}
今すぐにでも観たいところですが
心がしんどくなりすぎたので一旦コメディでの
メンタル回復が必要そうです(*´・ω・`){/netabare}