エイ8 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
結局12話が最終回?
『イジらないで、長瀞さん』(イジらないで、ながとろさん)は、ナナシによる日本の漫画作品。元々は2011年8月16日から2015年12月25日にかけてpixivで「長瀞さん」シリーズとして公開していた作品だったが、2017年11月より『マガジンポケット』にて連載中。
第2期『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』(イジらないで、ながとろさん セカンドアタック)は2023年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された。(wikipedia)
所謂「おま環」というやつかもしれないが「終」のマークがついてなかったので12話が最終回なのか日を開けて13話以降が始まるのかそもそも分割2クールなのか判断できなかった。
〇〇さん系の中でダントツに陰キャな主人公を抱える本作。この手のキャラは男子であっても女性声優を使った方が陰キャ感が減っていいんじゃないかと少し思う。
原作は漫画なようなのでそこでの陰キャムーブ自体は一コマで済むのだろうが、アニメだとどうしてもそれなりの尺を使ってしまうためテンポが悪くもなるし単純にイライラするケースが(特に一期は)多々あった。
一方本作はフレンズに代表される脇役がそれなりにキャラが立って動いているので意外と物語自体は悪くない。この手の〇〇さん系での脇役は主人公カップルをニヤニヤ見守るだけのものが多いが、あえて悪役のような動きをするので刺激がある。
ところで本作は当初登場人物らに記号的な名前しか振られてなかったように記憶しているが、途中から明らかになっていった。さらに主人公の八王子 直人(はちおうじ なおと)は着用している眼鏡を途中からコンタクトに変更したおかげで陰キャ感が随分減退した。挙動も眼鏡があったときの癖でクイクイすることぐらいに留まりだしたので陰キャそのものから一種の芸風的感覚で見れるようになったのは大きいと思う。
それはそうと、この「長瀞」という字を初見で読めた人ってどれぐらいいるのだろうか?