waon.n さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ピッコロさんが大活躍
【First】
『ドラゴンボールGT 悟空外伝』を気まぐれで視聴してみたら、懐かしさにやられてしまい、Zをちょくちょく見直したりしていたところ、人造人間編好きだなぁってなったところで、新しいドラゴンボールの映画のあらすじを読んでみたらドクターゲロの孫が新しい人造人間を作ってみたいな話じゃないですか!
めちゃ気になって視聴しました。
パンちゃんめっちゃ可愛い。。。
【Synopsis】
孫悟空一派により壊滅させられたレッドリボン軍が実は製薬会社を隠れ蓑に存続していた。
力を蓄えていたところに、天才科学者Dr.ゲロの孫であるDr.ヘドの情報尾が舞い込んでくる。
新たに人造人間とセルを再度製作し、孫悟空一派への復讐を目論むレッドリボン軍、果たして孫悟空一派の運命、いや、地球の運命やいかに!
【Review】
{netabare}
全編がCGで構成されておりまして、カメラワークも面白い。
映画らしいカットも多くとても良い演出が多く見られました。外連味たっぷり。
CGはアニメ調で仕上げられています。どっかの手抜きCGとは違いちゃんと服のシワも動きに会わせて多少動かしている点は見逃せないポイントです。
また、絵の中に効果音の文字が入ってくる演出もあり、マンガっぽさとゲームっぽさも加味されています。
とても鳥山明らしいというか、コメディ色があって『Dr.スランプアラレちゃん』から初期『ドラゴンボール』の雰囲気が漂っていてとても好きです。
物語がレッドリボン軍の復活をテーマにしているので、これまでのドラゴンボールの歴史を感じる今作ですが、主人公はなんと…
ピッコロのおじさんです。
パンの世話やお迎えをするピッコロおじさんは大魔王でも、神でもなくただのピッコロだと自称するわけです。
そんなピッコロおじさんはスパイまがいな事をしたり、その際下っ端の役を演じたりと、本当に大活躍。
彼を中心に物語は進んでいきます。
そして彼を中心とした場合やはり出てくるのが孫悟飯。
個人的に彼はピッコロ道着の方が相応しいし、しっくりくる。
恐らく、フリーザ編からセル編と大きな戦いの際には亀道着よりもこっちを着ていたからなのでしょう。
(悟飯と悟空の親子かめはめ波のトレーディングカード持ってて結構大事にしていた記憶もある)
さて、注目のキャラはブルマ。
可愛い、BBAへの入り口手前って感じでなんかとってもエロチシズムが漂っております。鳥山明さんのキャラデザって幼女がグンバツに可愛いってケースが多かったけれど、これ位のご年齢でも可愛いと感じたのは初めて。(いやこれは私が年輪を重ねたからかも…)
違う違う、注目のキャラはDr.ヘド(ゲロに対しての反吐ってやっぱりDr.ゲロって…)です。
レッドリボン軍の親玉に利用されてしまい、正義の味方として製作した人造人間を悪い事に利用される。しかし、キカイダーさながらの良心回路みたいなのが組み込まれており、自分達の行いは本当に正義かと考え、結論を出していく過程は、時間の都合上サクッと乗り越えますが、ここのシークエンスで描きたい事は伝わってきます。
最終的にセルを打倒したのが魔貫光殺法っていうのは、ピッコロおじさんと悟飯の物語だったという事でしょう。
{/netabare}
【あとに】
セルの声優はやっぱり若本規夫…ありがたや
ガンマ1号と2号には神谷浩史と宮野真守っていう豪華なキャスティング。
パンとビーデルの皆口裕子さんは変わらない素敵な演技ありがたや。
まぁキャストに関してはもはやレギュラー陣はレジェンドしかいないので、言及のしようがありませんが、まだまだ現役で本当にうれしい限りです。
次回作はきっと映画館へ足を運ぶぞと、そう心に決めました。
昼に小学生と並んで観るのは恥ずかしいので深夜やってくれたら嬉しいな。