鬼戦車 t89 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
オマエらなぞ頭の悪いエンドユーザーに過ぎないと、視聴者を馬鹿にしたSF風アニメ
最終話(12話)まで観ました。2023.10.02
前回の予想が外れました。なんと、旅立ちの前日譚、ミニスカナース・リサとの別れ云々の話だけで終わりました。
何か、逃げられた感じです。続きは原作読めと言うことでしょう。
この作品、視聴者を根本的に馬鹿にしています。要するに、視聴者は末端消費者に過ぎず、商品にブラックボックス部分があっても喜んで受け入れろ!ということです。
これは、世界観描写のための努力を放棄したことの正当化にすぎません。
人間は何やわからんからちゃんと描かない。AIも何や分からんからちゃんと描かない。でも、受け入れろ!という甘えです。
須堂ママのコピーがいる国は内乱状態で、ヒューマノイドが襲われたりしているそうですが、何のためにヒューマノイドがその国にいるんでしょうか?
人間は、頼んでもいないのに父親と母親が勝手に作って増 え、誕生したからには不本意でも生きるために色々しないといけませんが、人造人間は勝手に紛争地では増えません。誰かが意図的に供給しないといけません。
自然増しないので、中立な一般市民ヒューマノイドは存在しません。全て戦闘員か戦闘補助要員と考えるのが妥当でしょう。
何もかもが根本的におかしいです。須堂さんはコピーママを見つけてどうするんでしょうか?オリジナルママと一緒に懲役食らわすの?それとも破壊するの?
紛争地で生き残っているということは、元が市民でも、今は何らかの方法で戦闘的に生きているはずです。
そんなの見つけてどうするの?謎です。一つ疑問を持つと謎の世界観のせいで、次々と疑問が生じて、登場人物の一挙手一投足がおかしく感じる不思議なアニメでした。
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11話まで観ました。2023.09.25
Aパートはミニスカ看護師リサの掘下げ回ですが、どうでもいいです。両親が居なくなって弱ったリサを須堂が口説いたという悪質なエピソードでした。医師の倫理規範的にどうなのこれ?
あと、簡単にコピー作れ過ぎなんだよ!フザケてんのか?適当なボディーもそこら辺に有りすぎだろ!ヒューマノイドの存在が軽すぎます。
Bパートは、須堂ママのコピーの居場所が明らかになったので、須藤さん、ママを探しに行くとか言い出してリサを困らせます。
コピーを見つけても、流出した元データ見つけないと意味無くない?それとも、1スキャン1複製しか出来ないのかな?
コピーが一体しかいないなら、須堂ママはそんなに価値が無いということじゃね?単なる主婦だし…。
特殊能力もない奴をコピーして、何の意味がある?金も時間もかかるし、逮捕されるリスクを侵す意味は?有名人なら、コピーしてバラされたく無い記憶を人質にとるとかありますが、パンピーなんてどうすんのよ?
もし、今の自分が大量コピーされて世界にばら撒かれても、社会にボンクラが増えるだけなんですが…。自分の複製が社会の驚異になるとか、どんだけ自分好きなんだか…。
だいたい、素人の須堂が行くことある?プロに頼めよ…。意味不明です。
次回のオチは、どうせコピーも普通に暮らしていて、家族とかいて須堂のアホが葛藤するんでしょ?
次回予測当たったら、マジでクソなんですけど…。次回最終回、楽しみです…。
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10話まで観ました。2023.09.16
何となく物語のテーマが分かって来ました。超高度AIに管理運用される超管理社会で人間らしく生きることの悩みを描きたいというのは分かります。
ただ…、やっぱりヒューマノイドは必要ありません。登場人物は電脳化された人間だけでも話が成立します。
何故、作品中で悩むのがヒューマノイドだけなのか?漫画家、ヤンキー、スピリチュアル、同性愛者、精神異常の殺人鬼と、色々なヒューマノイドが登場しますが、全員存在が軽いです。
人間は管理社会に適応しすぎて何も感じておらず、超高度AIが管理社会維持のためにヒューマノイドを一定数社会に供給しており、そのヒューマノイド達が管理社会の矛盾のためにバグっていると言うならまだ分かります。
ただ、そんな設定は今まで観てきても無さそうです。SF設定自体が作者の手に余っている感じです。
また、そんな設定があったら、そもそも主人公のサイバネ医師の存在が物語から浮いてしまいます。
各話結論を出さない作風も、オチを考えてないだけにしか見えないので、視聴者側が考察したりして付き合ってやる気にもならないのは残念です。
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8話まで観ました。2023.09.03
異性愛者じゃないレズビアンヒューマノイドのお話…。視聴者馬鹿にしてるの?
チンポ生やして出直してこいやぁ!以上終わり。
ヒューマノイドの社会的位置づけが不明なのが感情移入と理解を妨げます。そもそも人造人間ごときに恋愛感情や性欲持たせる意味があるのか?性別も意味不明です。
人間と人造物を同一視してるのは、どうにかした方が良いです。
主人公がご自慢の技術でちょいとイジって男形のボディーに換装してやれば5分で終わりだろが!
クソみたいな手癖で作った様な物語に、当事者にとっては深刻な問題をつまみ食いしているのは、非常に不愉快です。
考察やエモさを求めているのでしょうが、人権問題をガバガバの設定の世界観の物語で軽々しく取り扱うのは、オチがどうなるにしても許される範囲を超えています。
もう少し、世界観設定を練り直して出直した方がよろしいかと思います。
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7話まで観ました。2023.08.19
Aパートは、ヒューマノイドと人間が混在した家族の悩みを主人公が医療で解決!的なお話でした。
また、混在家族についての説明がありません。人間も、木の股から産まれてくるの?それをヒューマノイドが拾って育ててる社会なの?説明不足過ぎます。慣れませんねぇ…。
んでもって、ヒューマノイド爺がDV爺という救いの無いオチで…。人間ならともかく、人造人間なのに性格が悪く、暴力を行使してくる奴なんて、存在する意味が無いだろうが…。前の話みたいに性格も矯正すれば良いのに投げっぱなしです。
Bパートはクレーマー対策のヒューマノイドの話で…。これも世にも奇妙な物語みたいで投げっぱなしでモヤっとするオチでした。
何か子供騙しのショートストーリーが続きますねぇ…。主人公のママの記憶を探す話はどうなったんでしょうか?いくらやっても世界観は深まりません。
寧ろ、矛盾に矛盾を重ねているような気がします。こんな、世界観に芯の入っていない物語、作っていても面白く無いんじゃなかろうか?と心配になります。
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6話まで観ました。2023.08.13
コレ…、制作しているスタッフの皆様の頭の健康が心配になるレベルのお話しです。
人間と見分けがつかないほどの高性能AIを搭載したヒューマノイドが既に居るのに、今更産業用ロボットが人間の技術や生活を学ぶ理由って何です?
益々ヒューマノイドの存在意義が不明になりました。人工物のくせに人間と同じ様に歳をとり、大した能力もない奴らなんて、要らないじゃん。
現代社会に覚える君やパーマ君が登場することによる、社会との軋轢を描くなら分かりますが、ヒューマノイドが既に存在する社会では話が成立しません。
はっきり言って、6話は5話以前の話と矛盾します。ヒューマノイドは社会に受け入れられている!以上説明終わり!で突っ走るつもりの様です。
SFとは名ばかりの、自縄自縛の設定を無視して話を展開していくのは、視聴者を馬鹿にしているとしか思えません。
早く、ヒューマノイドの存在意義と意味を作中で説明してもらいたいものです。
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5話まで観ました。2023.08.09
相変わらず酷いオムニバス形式の1話完結ものです。出来の悪い仏法説話みたいな気持ち悪さに溢れています。
そもそも、所与としてのヒューマノイドの存在に納得がいきません。ロボット三原則とかの制約もない製造物が人間社会に跋扈しているなら、その存在理由を明示すべきです。
ヒューマノイドはアル中だったり、発達障害だったりするのが混じっている上に、性衝動もある危険な連中です。
連続強姦殺人ヒューマノイドとかが出現したら、製造者責任は誰が取るんですか?
人間に関係なく存在している妖怪や付喪神とかと共存している社会とは、意味合いが全く違います。
ヒューマノイドはどっかの工場で作られているんでしょ?それとも勝手に繁殖してるの?だったら物語上で明示しないといけません。
人格の書き換えが簡単に出来るのも問題です。人間ならアル中は絶対に完治しない病気と言われています。できるのは、だましだまし問題行動を起こさないよう制御して生きていくことだけです。
そんな難治な病気も、大した設備無しに改善出来るなら、人格改変の悪用も可能です。大量の殺人鬼を野に放つことも出来ます。
また、主人公のヒューマノイド母が懲役食らっているのも意味不明になります。
人間なら、自由意志に基づく有害行動に対する罰として有効な懲役ですが、人格改変出来るなら、問題行動しないように書き換えて、釈放すれば良い話です。
賢者スイッチを搭載出来たり、人格改変出来るヒューマノイドに、自己決定権などそもそもあるのか疑問です。
自己決定権を重視する近現代社会という概念も理解出来てないアホが原作書いているのでしょうか?それともアニメ化による改悪?
どちらにしても制作サイドの質の悪さのみが悪目立ちするなろう以下の駄作であることは間違いありません。
クソアニメ以前の問題で、視聴者を馬鹿にしている、もしくは視聴者など、社会構造を理解していない動物みたいな連中だと思っているとしか考えられません。
マジで気分の悪い不快アニメです。
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3話まで観ました。2023.07.23
やっと話の構造が分かってきました。SF的な設定は、エモい話を作るためのダシでしかないのです。
少年と玩具AIのクマとの話には少しうるっときますが、ヒューマノイドねーちゃんとセックスロボットとの話はカオス過ぎんだろ!
性的サービスをする産業用AIを搭載したセックスロボ君は、心が無いから人権も無いらしいです。
ヒューマノイドは心があるので人権はあるのですが、人間との生殖機能は無いそうです。(2話で言及)
んで、人間の男とデキたヒューマノイドねーちゃんが、愛用してきたセックスジゴロボをどうすっかなという話が軸の3話ですが…。
人間の男からしたら、人工愛人の人工女性器をゲットダゼ!避妊しないで中出しし放題ダゼ!でも、子供は出来ないゼ!何のための恋愛?と、思ってたら、人工愛人が人工セックスピストルズを飼っていて、人工男性器と人工穴兄弟に知らずになってたという…。カオスだなぁ。
そもそも、ヒューマノイドと他の産業用AIとの差がはっきり提示されてないので、アニメで上手く描けて無いです。
産業用AIは、記憶の上書きや消去が出来るけど、ヒューマノイドはしてはいけない、だから学校で教育をワザワザする。しかも、大して能力も高く無い…。
オンリーワン性を担保し、人工物の人間ゴッコのために凄まじいコストを負担する社会って何?しかもア・ソ・コの世話までしてやってる…。
原作マンガは、この辺上手く処理しているのかもしれませんが、アニメでは単なるカオスです。
プラスチックメモリーズでは上手く誤魔化していたアンドロイドと人間の性の関係を何も考えずに表に出してしまって、これからどうするんでしょうか?
変態ロリコン用の幼女型、ショタ型もあるんでしょうか?もう、何でもありですねぇ。
後、性能を抑えているから産業用AIには心が生じず、人権も認めないというのは、ナチや優生思想のファシストの発想です。
人権というのは、本来能力で線引出来ません。認知症の老人は自己決定権の制約を受けたりしますが、処分していい理由にはなりません。
セックス産業に従事する者は人間だろうとAIだろうと劣る存在だと作者は言いたいのでしょう。そして、酷い扱いをしても良いと…。
馬鹿が人権など、繊細な問題をSFの皮を被った物語で語るから、クソアニメになる典型です。
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2話まで観ました。2023.07.15
ヒューマノイドの看護師ちゃんカワイイ!以上感想終わり!
AIと人間の相克を描きたいのは分かりますが、前提として金と資源をかけてまでヒューマノイドを生産している意味がやっぱり不明です。
なぜ、人間よりスペックの劣る道具を生産する?ヒューマノイド達は人間と一緒に学校に通っていますが、知能も運動能力も人並みなようです。
この物語は、道具と人間の関係性を履き違えています。人間の生産する道具は、あくまで人間の能力拡張、もしくは人的損耗を代替するものに過ぎません。
分かりやすいのは、戦闘車両と兵士の関係です。一次大戦で戦車が発展するのは、歩兵の突撃では人的損耗が激しすぎるので、装甲で防御された機械で突撃し、機械の損耗で人的損耗を代替するプラス兵士の戦闘能力向上という発想に基づいています。
現代のウクライナ戦争とかでも同様です。戦闘車両がやられても、搭乗員が無事なら良いのです。
ロシアはいくらでも兵士を動員出来るという発想で戦車を作っているので、兵員の戦闘力向上重視で人命軽視ですが、それも道具としては正しい発想です。
視聴者がヒューマノイドの精神性を重視するか、道具としての側面を重視するかで、SF作品としての評価が180度変わるのは、良いSFとは言えません。
看護師ちゃん、道具のくせに嫉妬したりする余分な感情要らんよと思う人は、こちら側ですね。まさに踏み絵…。
ヒューマノイド関連の設定がもっと納得出来ると良作になりそうなので、今後の展開に期待です。単なるエモい話で終わりそうな感じはしますが。
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1話追記です。2023.07.09
本作品の描きたいテーマは何となく分かりますが、設定上の大きな問題は、資本主義を舐めすぎている点です。
我々の生きる資本主義社会は、マルクスが解明したように、基本的に人間の労働力の搾取の上に成り立っています。
これは別に、強制労働させられているという意味では無く、企業が労働の対価として、労働者の人間としての再生産費用を全額支払っていないという構造のことです。
我々は、働いて稼いだ金で生存のために色々なサービスを買ったりしていますが、次世代労働者、いわゆる子供の育成は、ほぼアンペイドワークとして親に強制させられています。
政府や企業の子育て政策が中途半端なのは、この子育ての費用と手間を完全負担すると、コストがかかりすぎて、労働者からの搾取構造が破綻するからです。
勝手に人間が増えて、労働力を売る段階まで勝手に成長するのを期待するのが、資本主義の本質です。
歳をとって、労働力として役に立たなくなったら、自己負担で死ぬまで養老院に入るか、家族にアンペイドワークで介護させるのです。
しかし、ヒューマノイド達は違います。人間と違って完全な生産物です。生産物なら減価償却まで使い潰す必要があります。
自由意志など持って、フラフラされては、コスト回収が出来ません。
人間なら、ラーメン屋をやって、究極のラーメン作りを目指したりするとかも許容出来ますが、道具ごときが試行錯誤すること自体、コスト面から許容できません。
仮にただ同然でヒューマノイドがどこからか湧いて来るなら、もう人間の労働者は必要ありません。ヒューマノイドの労働力を搾取する究極の資本主義の完成です。
AIがどうこう言う以前に、現代の社会構造に何ら変革が無い状態で、ヒューマノイドと人間が共存している世界などを偉そうに設定している時点で、SF作品としては二流以下です。
良い感じで、視聴者を泣かせる雰囲気を作れるかに、欺瞞は感じますが、作品の正否がかかっている感じです。
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1話観てのレビューです。2023.07.08
待望のSF作品ですが…。AIとか人造人間とか出てくるわりには、あまり社会が進化してません。
アンドロイド達(以外、ヒューマノイド)と一緒に人類が生活してますが、ヒューマノイドにラーメン屋の親父をやらせたりする意味がわかりません。
コストをかけてまで、人間とヒューマノイドを置き換える意味がある?もっと、コストに見合った仕事をさせなさいよ!
ヒューマノイド達の人格がいくらでもコピー出来るのもなぁ。そもそもヒューマノイド達に自分が作り物だという自覚があるんでしょうか?
自分が人間だと思っているなら、ワザワザ人間を下位互換の人造物に置き換えている意味が益々わかりません。
ヒューマノイド一体作るためのコストが不明なので、コスト回収度外視で人間ゴッコさせてる意味の説明は作中あるんでしょうか?
人間だから、自己同一性とかオリジナリティとかが重要なテーマとして物語になりますが、複製出来るヒューマノイドごときが記憶がぁ〜とかで号泣するのは、ぽか〜んです。
タック二階堂さんも書いてらっしゃいますが、作中人物と視聴者の感情に深刻な乖離があります。
あまり、期待出来ませんが、SFなので視聴は継続します。