wkr さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
曲は最高
OP曲が好きで折角だからと視聴。経過和音やaugまみれのコードで彩られるポップさは田中秀和さんらしさ全開で中毒性が半端じゃない、この作品で一番評価したいです。花守ゆみりさんのソロバージョンが特に好みでした。ED曲は初めて聴きましたが良い曲でした。10話のチモシーのキャラソンも可愛らしくて良かったです。曲はどれも出来が良いので聴いて欲しいです。
[追記]はなこのキャラソンの事を書くのを忘れていました。the電波ソング!な曲で、田中秀和節全開のサウンドと花守さんの甘い声色が凄まじい中毒性を生んでいます。とりあえず曲は素晴らしいものだらけなので聴いて欲しいです。
OP曲→ https://youtu.be/EHub6MLw_8Q?si=ehMQlHk4C9Ix2zQ2
ED曲→ https://youtu.be/VJHKDliJqlQ?si=O8e_z_Au8xxfa4S4
チモシーのキャラソン→ https://youtu.be/01nr1wsO3s8?si=rERBU20m6sTsKOHU
はなこのキャラソン→
https://youtu.be/9JhYgtwI5ms?si=_RAQqY8U3W7TWc7X
本編はキャラが不幸なのが特徴のコメディ作品。ざっくり言うと友情が描かれているのが良かった。ですが、第一印象で不幸の業を背負ったという設定は話の起伏の小さい空気系では持て余しているように感じました。不幸の描写も非現実的や軽いものでコメディに落とし込んではいますが、不幸な目に遭う流れが若干パターン化しているので次第に飽きます。また、不幸の定義にも違和感があります。2話の調査書に書かれていた瑠璃さん(青髪の子)の不幸の分類が"報われなさすぎる片思い中"(瑠璃さんは工事現場の看板に恋している)。現実にもそのような人がいるのにも関わらずそれを不幸だなんて決めつけて良いのか?と思いましたしこれに関しては好きじゃないです。響ちゃん(赤髪の子)の不幸は明言はされてはいませんが、恐らく"道に迷う"なのかと。ただの方向音痴!
4コマ漫画のようなテンポ感で、掛け合いの中に細かい起承転結がある作品ですが、よく通常絵とデフォルメ絵を行ったり来たりし、場面切り替えを頻繁に行うので少し気が散ります。
キャラ批判になりますが、牡丹さん(ピンク髪)のネガティブ思考が苦手でした。隙あらば自身を卑下する言動ばかりで鬱陶しい、体質のせいで散々怪我して迷惑をかけているからと予測はできますがもう少しどうにかならなかったのか。このキャラが本編中で自身の事を認めるようになる等の成長を見せてくれたら話としても良かったと思います。