テングタケ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良作です
まずは何より美しい作画に圧倒されます。きらびやかな宇宙戦闘に始まって、美しい地球の大海原、錆びついた重厚な大船団など、まるで毎回が劇場版のような画面の美しさです。
また、登場人物に決定的な悪人というものがおらず、誰もが皆魅力的です。ジェリドのようなやられ役かと思ったパツキンも終盤魅せてくれます。
また、オープニングやエンディングでパンツ見せてくれるヒロインのエロ可愛さと言ったら。ツヤツヤなお肌が美味しそうです。キャラデザはエロ絵師で、なるほどという感じ。水着回やナイトクラブのダンサー回はちょっとあざとエロいですが、そこは目をつぶりましょう。
ストーリーは地球に落ちてきた宇宙人と人類の異文化ズッコケ交流物語かと思いきや、イカの化物が出てきたところから急展開、目が離せなくなります。
ネタバレになりますが、非人間的な受け答えしかできなかったAIの「くたばれブリキ野郎」は目頭が熱くなりました。
ロストテクノロジーを駆使する強大な敵に対して、主人公側も「とある科学の超兵器」を持ち出して決着をつけるというのはちょっと残念な展開。そこは仲間たちの知恵と勇気と団結で何とかして欲しかったところ。
あと、画面にかなり長い時間映っていたオカリナが大して意味が無かったのももったいないところ。何かストーリーの肝に使って欲しかったです。
オープニングもエンディングもノスタルジーを感じるアニメっぽさ満載でいい出来です。決してパンツが見えるからイイわけでは・・・。
ということでオススメの1作です。