とらお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
石黒作品はわかりにくい
原作は伏線がわかりにくい構成なため単行本を何度も読む人向けの作りです
ワカリニクイが石黒作品です
たとえば日常系の「それでも街は廻っている」だと、
小4の弟が小3で登場する話は「1年前の話」と明言しないので単行本で繰り返し読み、
過去回か~といつか気が付く仕掛けがあります
仕掛けに気が付かずとも読めますが、発見が石黒作品の持ち味です
最終巻の最終回も良い話ですが、時系列では途中に最終話が隠されている
これも気が付かずに読める作りですが、真の最終話と意識して読むと、
「良い最終回だった」と思わせるさりげなさがある
天国大魔境も13話でミミヒメとシロがいましたねー
・1話ミミヒメ
{netabare}『僕が外に出たいなーって思ってると外から二人の人が僕を助けに来てくれるの』
『その一人の顔がトキオにそっくりなんだ』
・4話ミミヒメ&シロ
シロ『ミミヒメを僕の部屋に閉じ込めたい』
ミミ『じゃあ切ったり針で刺したりは?』{/netabare}
ほかにも描写が多かった二人は1期の影の主役でした
ヒルコだってさりげなすぎてわかりにくい!
最初の鳥型は学園で足が切れたときにしれっと話していたヤツ
ジューイチの子供の母親も臭わせているがダレが見てもわかる答え合わせはナイ
序盤の人食いは元を考えず見ていたためダレ?と気にしなかったでしょう?
気になる考察系は伏線のちりばめ上手い!となります
石黒作品は繰り返し見ないとわからない作りでなんす
ジューイチの子は母親似なのかな?はもう作者しかわからない
チクリ野郎で育てていた9号のほうが似ている
となると?NTRのためチクリ?ジューイチは托卵?などと考察沼に落ちていく
それが石黒作品なのです