シボ さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

バカンスのような遭難ライフ。息抜きにいかがでしょうか。

4人の女子高生が海で遭難して無人島にたどり着いての
サバイバル生活。
（なんで遭難してどうやって4人が生き残ったかとか小さい？ことは
ほとんど端折ってます）

普通の女子高生の彼女達がたどり着いた島でどう生き抜くのか・・・
なんかTVの特番でやりそうな設定で始まる物語です。

普通の女子高生って言いましたけど、遭難者には普通でない
サバイバルのプロフェッショナルの子が1人いるんです。

そしてこの普通でない少女、鬼島ほまれが良いんです！

水がなかったら人の頭越しに立ってオシッコを
飲ませようとするくらい生き抜くためには恥じらいなんて全くなく
何でも出来る子です。

まあ初っ端のそれは、ちょっとやりすぎ？ってのは思わなくも
ないですけど、その知識、行動力は父との本当のサバイバル体験、
教えが元になっていてこういう状況ではめっちゃ頼りがいがあります。

当然他の3人は虫や獣を捕ったり食べたりは抵抗あります。
けれど生き抜くためだからって無理強いはしないで、寄り添いながら
柔軟に導く感じが素敵でした。

女子高生が無人島でって設定なので下着姿は日常で
裸になったり、ちょとあざとさを感じるシーンもありますけど
そういう恥ずかしさって生き死には無意味だからって言わんばかりに
躊躇のないほまれの姿が頼もしくて、
観ていくうちに自分的にはパンツ姿くらいじゃエロって何？って
なっちゃうとこありました。

サバイバル生活が進む中、徐々に彼女達の中でも絆が生まれてきてって
流れは、観てて清々しい気持ちになりました。

終盤、紫音が海に流されてしまいます。
ほまれと会う前の彼女ならすぐに諦めてしまってたんだろうけど
涙は水分を浪費するって何とか踏ん張ろうとする彼女。
4人のなかで一番頼りなかった彼女が少し逞しくなった姿を見れたのが
なんか嬉しかったです。

そしてほまれパパの教え
「仲間より常に自分の命を何よりも優先するべき」って言葉を破ってまで
紫音を助けようと無茶をしたほまれの姿良かったです。

だからって最後の
女子高生が肛門への口移しによる水分摂取って衝撃展開は
凄いもの見た感ありましたけどね＞＜！
和氣 あず未さんの「んっ　ああ～～～っっん！」って断末魔・・
ちょっとセクシーにさえ感じる仕事っぷりに拍手ですｗｗ

OP　 あほむし　 / 「ココハドコ」
（あすか、ほまれ、むつ、しおん　4人のヒロイン達であほむし）
ウォッ　ウォッ　ウォ（ゴリラか！？）・・♪って底抜けに明るい掛け声で
始まる上がる楽曲で4人が生き生きと踊る姿良いです！
「何もない…けど　基本笑って　今日もGood day～～　♪」
そんな？元気が出るような楽しい楽曲でした。

1話15分くらいなので、ちょっとした空き時間に肩の力を抜いて
気軽に楽しめる良作だったと思います。