Ｂハウス さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ヤック・デカルチャー！

かつて「超時空要塞マクロス」にて敵の宇宙人ゼントラーディ人が
ミン・リンメイの歌声を聴いた時に叫んだ台詞のように

地球を調査した宇宙帝国アザトスの調査員リサが
地球に存在する動物たちを見て「かわいい」と
ひたすら悶えて行く話(ぇ

４０年前の作品持ち出しておっさんの主張が始まるのだが
動物の愛らしさを前面に押し出す作画で
恐らく動物好きにはたまらない時間だったんじゃないか？

かわいいと言う方向性を地球人では「飼い主の親バカ」で
定義している部分があり

リサが初めて出会いそしてヨゾラを飼う猫をはじめ
犬、ハムスター、ハリネズミ、ウサギを愛する狂人たちが
我先に自分のペット自慢を煽り合うと言う地獄絵図ｗ

ほらだから毎回予告ナレーションが
ちょっとシリアスで死人出そうな煽りしているじゃないｗ

あまりの可愛さが故リサが同乗していたアザトスの宇宙船
「スレイル」にいる仲間との定時報告を音声オンリーにしていたが

それが逆に猫が人間を洗脳する怪物と誤解を生み
地球征服の戦端まで開こうとするｗ

リサの妹分であるガルミとラスタはリサの地球でのかわり様に
不安になって地球に降り立つ

そこでよぞらや犬を見て二人は挙動不審に
ラスタはアレルギーで目に涙と鼻水が流れるのだがｗ

やがてガルミは自分もペットを飼う事を決意し
ラスタに似ていると言う理由で
唯一孤立していたホーランドロップを譲り受ける

猫の怪獣化の妄想が肥大化し過ぎて
終盤に入りスレイルの面々が地球に乗り込んでは

リサが出会った他のペットの飼い主に敗れｗ
凄腕の隊長までもがヨゾラの表情に膝を振るわせ悶えた

最終回は「スレイル」で唯一ペットを飼っている
艦長のミキティと希望者集めて動物園に

次々と可愛さに悶え宇宙船に強制転移させられる
阿鼻叫喚の画がくりひろげられるｗ

未知が故の誤解や想像を超える衝撃は
普通に生きている中でも存在しているし

それを宇宙人と言う設定にする事で
かなりオーバーにそして誇張すればするほど
ペットたちの表情がかわいく見えてくる構図になっていた

まあ実際に飼うと大変だよね
私は飼い猫いる家に遊び行った時に
部屋中に尿意が充満して嫌な気分になったし(-"-)