なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
喰われる人間の恐怖、喰わざるを得ない喰種の苦悩…。
原作未読。2度目の鑑賞。
1話目での掴みが上手くて
あっという間に引き込まれます。
全体的に暗くてずっとずっと悩み続けている印象。
笑いどころもありません。
が!
次へ次へと先が気になって平気で一気見しちゃいます。
{netabare}
たった1~2話で金木くんの友情の深さと
人間→喰種への身体的変化がテンポよく描かれていて
退屈する間もなく物語を理解していけます。
喰種への変化の中で感心したのが
人間の食べ物が本当に不味いんだなと思わせる
あの表現力は本当にすごかったです!
初見の時はまだアニメにどハマりしていない頃で
ヌボーッと観ていただけだったから
そうだったのか〜と改めて把握する内容が
いくつか出てきてこの作品をより楽しめました。
金木くんが強い喰種という原因が
瀕死の金木くんに死んだリゼの臓器が移植されたから
という部分も今回の鑑賞で把握しました。
、、こんな1番重要であるはずのポイントをwww
{/netabare}
何も考えずに観てた頃と
今のアニメにハマって考えながら観るのとでは
作品の面白さが数十倍もちがいますね ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
1期は全12話あって
{netabare}金木くんが人間だった頃リゼに襲われるところから、
アオギリのヤモリに連行され拷問を受け続けた後に
心の中のリゼと会話してリゼを食べて
心身共に喰種化しヤモリを食べちゃうとこでお終い。
金木くんあんなに人間でいたがってたのに、、
「僕は…喰種だ。」
とうとう身体だけでなく心までもが喰種に、、
この喰種のなり方をみてると
リゼとの会話がそうなるように誘導されてるような、
リゼによる洗脳に近い喰種化に見えなくもない。
もしくは、
金木くんが途中「殺してくれ」と呟いていたので
ヤモリからの負荷で心が壊れそうな金木くんを
リゼが救ってくれたという考え方もできる。
現に自分が悪いと思っていた金木くんは最終的に
リゼとの会話を挟んだことによって
「悪いのはこの世界だ」と考え方に変化がみられた。
いやだぁーーー!!
白髪の金木くん、お友達のこと食べないでねー!!
今回、金木の友人ヒデは錦に襲われた時以外
喰種に関与していなかったけど勘がいいみたいなので
金木の状況を察したらどんな動きをするのか気になる。
既に察し始めてる様子はありましたもんね。
2人が小学生の頃に1人だった金木に声をかけ
気を使わせないよう自然と友達になってくれて
今まで近くにいてくれたヒデだもんな〜。
こういうダークファンタジーの世界で
堕ちていきそうな主人公の友人ポジションというのは
自分を犠牲にしてでも友として闇から救い出してやる!
みたいな流れが多い気がするから
この嫌な予感が当たらないことを祈るばかり:( ;´ロ`;):
{/netabare}
それからOP曲ですね。
初見から9年近くも経っているというのに
未だにふとした瞬間「おし〜え〜てよ〜♪」と
頭の中で流れ出したり口ずさんじゃう程の印象深さ。
恐ろしい主題歌ですね〜。(もちろんいい意味で)
シリーズたくさんあるようですが
2期以降は観た記憶がないので続きが楽しみ!!
だけど割とグロいシーンが多くて心臓に悪いので
別の作品を挟みながら観ていこうかな( ˙꒫˙ )w