ハニワピンコ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
引き寄せた時合
待ってた。本当に待ってた。ププでしか得られない要素は本当に色々あって、スチームパンク×ハードボイルド×スパイという好きな要素が詰め込まれたこの作品、昔みたいに推したいという感情からこの作品の良さを自分だけが知っているガハハという目線になってしまっているけれど、見てくれたら嬉しいです
話が大いに動いた3章。まさか全王位継承権持ちがこんな状態になるとは。やっぱり劇場版で描かれる一つの大きな事件とはこの王位を巡る争いから王国や周辺国(共和国)に大きな影響を及ぼす何かなのだろうか
もう戻れない所まで来てしまった。正体がバレ、仲間は捕まり、目的の為に取れる行動が限られに限られてしまった。結局最終の大ボスは内務卿だったのかな。これこそ内務卿が待っていた時合で、釣られた魚達の処遇はどうなっていくのか。またメチャクチャ良いところで引いた。待てない
プリンセスが本当に王女になる為に果たして如何なる行動を取っていくのかという事をリチャードとの対話やメアリーの存在を通して、チームの皆やアンジェと決めていく仕込みを3章では行っていた
大いなる野望を持って実行をしていくリチャード。その為に残忍で卑劣とも取れる行為で裏から動いていく。それに乗るかという問いを受け取ったプリンセス。乗るか反るか、自身の本当の野望とは、そして国や現状を変える為に動くという事の意味を再確認してどう動いていくのか、その決断をプリンセス自身に迫る、そんなチームの一面も今後の理由付けとして緊迫感も、仲間を思いやる一面も、そしてアンジェとプリンセスの隠された一面も色んな面から重要なパートだった
リチャード、舐めた態度は自信の表れかと思ったが意外とあっさり捕まるマジでただの噛ませか?と思ったけれど、それがあのキャラの説明や見せ方を全て終わらせた後ならそう言うキャラだったと納得も出来るが、新大陸で得た知見は流石に吹き込まれたとは思えないかな。総督として現地人の反乱と戦っていく中で、元々の頭の良さ故の貴族社会に見た今後の趨勢と、総督として大いなる役目を終えた後の若者が抱く野望が結びつき、今回の行動へと移って行ったキャラだと思っているが、そのキャラが語っていた理想は確かに現代の目線からすれば、“時代を変える人のそれ”ではあるし、19世紀末を舞台にしかも一度共和革命が起こった後に成り立っている今の権力の在り方は客観的に見ても崩壊寸前だと思う。でも、それを行えるのがリチャードかと言われれば、プリンセスとの対話で語ってた理想とは裏の何かがあるかもと見て感じたので、まだ何かあるのではとも思っている
新大陸出身のリチャードの腹心である隊長は、その裏まで知った上でリチャードに着いていったのか。それともその裏が見えて裏切ったのか。それもまた気になる。まぁあの別れ方は後者っぽいけどな
次期女王は共和国へ亡命未遂、第三位皇太子は第一位皇太子を暗殺、第四位皇女は共和国スパイで更に現国王は死にかけとかいう王室ガタガタの地獄みたいな状況で、内務卿が動き出して一体どんな結末を迎えるのか
折り返しでここまできたかと、ここからどうプリンセスや白鳩がどう動いて変わっていくのか。それにしても3章は一応2章の終わりに予告を載せていたは良いけれどそこから約一年半空いた。今作は予告すら無し。これはコラボもしてたあの作品路線になっちゃう?
あの終わりでまた一年半もしくはそれ以上はキツいよー
ここまででお膳立ては終わって後は結末に向かって進んでいくのみ。盛り上がってきてここからいよいよと。待ってます。最後まで見届けます