マサ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
【62点】かなり壮大なプロローグ。面白さとしては凡作寄りの佳作。
漫画原作。2期も視聴済み。鬼と呼ばれる存在が世界を支配する戦国時代の日ノ本、武蔵と小次郎の2人の少年が日ノ本に蔓延る鬼を退治するために武士団を作る話。
パッと見あらすじだけ見れば鬼〇の刃感。それはさておき、シナリオ自体はまあまあ良さげ。主人公2人の閉塞的な村からの旅立ちと成長を描いており、途中でヒロイン格のつぐみを仲間に加え武士団を結成…流れはかなり王道的で見やすく、プロローグ的な側面が強いものの悪くは無い。
キャラドラマも最低限とはいえしっかり描けており、悪役の不快感と不気味さ、武蔵と小次郎、つぐみのトラウマ、育ての親である小次郎の父自斎の懐の深さ等印象深いエピソードが多かった。
問題はバトルシーン。動きに躍動感が無く棒立ちしてエネルギーを溜めたりする描写が多く生き生きとした近接戦の迫力を感じられない所があってしょぼく感じた。
序盤は主人公の成長が主体だしまぁこんなもんかな…と。本番は2期からだと(勝手に)思ってる。