アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:今観てる
覚醒型主人公が「あれ」する物語
●オタクたちの近親憎悪
自分の好きなものをとことん追求する人種をオタクを言う一方で、そういう
オタクに激しい嫌悪感を抱き、全否定するのもオタクであるということでございます。
{netabare}アナーキーとスレイヤーの対比、オタクヒーローとSHOBONの対比は
オタクのポジティブな側面とオタクのネガティブな側面を表しているのでしょう。
魔法少女の「エロス」担当はブルーでありますが、アナーキーとスレイヤーの対比は
「エロス」と「タナトス」の葛藤を示しているのではないかと考えられます。
スレイヤーは「タナトス」側の立ち位置にありましたが、最終的にエロスとタナトスは
融合され、完全体となった「マジカルデストロイヤーズ」が誕生します。
魔法少女の中でドラッグ担当はピンクでありますが、マジカルデストロイヤーズは
オタク脳を浄化する解毒剤の役目を果たすべく生み出されたキャラでありました。
アナーキーはオタクの救世主オタクヒーローに、スレイヤーはオタク文化を弾圧するSHOBONに
それぞれ思いを寄せおり、ある種の「一対」の関係性が見えてくるわけであります。
一対と言えば【ボアズとヤキン】の柱であり、「阿吽」であります。
この関係性は「白と黒」や「白と赤」の対比で示されますが、「エヴァンゲリオン」では
綾波レイとアスカのプラグスーツの色がそれに該当するわけであります。
【ボアズとヤキン】や神社の狛犬の元ネタが何なのかと言えば、恐らくは
ユダヤ教の「贖いの儀式」で用いられる「生贄と追放」の「一対の山羊」ではなかと
個人的には考えておりまして、贖罪のために屠られた方の山羊は天に召され聖なるもの
とされる一方、生き残った山羊の方には角に屠られた山羊の血を塗り、「穢れ」として
野の果てに追放されるという儀式が由来ではないかということであります。
ちなみに、追放される「穢れの山羊」のことを【アザゼル】と呼びます。
屠られる「聖なる山羊」は、「イエス・キリスト」を象徴するものでありまして
ゴルゴダの丘で十字架に磔にされた「救世主」を暗示しているわけであります。
オタクヒーローは「オタクの救世主」でありまして、ED映像では天使に扮した
魔法少女たちから寵愛を受けるような感じで囲まれつつ「磔のポーズ」をしていたりします。
最終的にオタクヒーローは磔の刑にされたかの如く殺されてしまいますが、
処刑を命じたのはSHOBONであります。
オタクヒーローとSHOBONは対比の関係であり、一対の関係を示していますので
一人の人間の2面性を表していると考えられるわけであります。
「好きと嫌い」は表裏一体であり紙一重であると言えますが、
自分の好きなものを追求していたゲームオタクの斎藤?なる人物が、他のオタクたちにより
自分の好きなゲームを否定された結果、オタクやオタク文化に対してネガティブな感情を
持つに至ったというわけであります。
自分の好きを追求するのがオタクであり、その価値を理解しているのもオタクであると
信じているのがオタクヒーローでありますが、ゲームオタクの斎藤氏は自分の好きをむしろ
否定し踏みにじるのがオタクであると理解しオタク文化を殲滅しようと意図するわけであります。
かくしてオタクを浄化しオタク文化を殲滅するゲームのシナリオを作るわけですが、それが
「オリジン」なる「世界の創造主」の目に留まり、特別な役割に選ばれ、特別な能力を与えられます。
SHOBONとはその世界の創造主でありますが、その世界は異世界転生の転生世界でありました。
転生世界のオタクたち等NPCは、恐らく「本物由来の」人間なのでしょう。
SHOBONも「本物由来の」人間なのですが、他と違うのはプレイヤーキャラであることであります。
マスコットキャラの「狂太郎」の正体は「世界の創造主」オリジンであると
いうことらしいですが、頭に十字架のような「角」が生えていますので
【フェニキア人】の神=【鬼神バアル】を示しているのでありましょう。
(フェニキア人にとっての?)世界の創造主により選ばれたのはSHOBONだけで
あったはずでしたが、転生世界のシナリオに飽きたオリジンは、心変わりして
最終的にオタクヒーロー側を支援するのでありました。
「フュージョン」ではなかったようですが、オタクヒーローのTシャツにプリントされたいた
角のキャラがオタクヒーローにとっての最後の切り札となるのは、伏線通りの展開であったと言えます。
OP&EDの映像表現を踏まえて考えてみるとSHOBONとオタクヒーローはコインの裏と表の
2面性を有する同一人物であるという結論に至ります。
「精神分裂症」とその治療についての描写が示されてたように思いました。{/netabare}
「アナーキーとスレイヤー」は、{netabare}「赤と紫」の対峙でございます。
赤色あるいは紫色の染料が特産品だったことによりギリシア語でそのように
名づけられたのが【フェニキア】の由来であります。
アナーキーが身に着けている【髑髏】のシンボルは【海賊】と密接な繋がりがありまして
【海賊】と言えば、それは【フェニキア人】のことであります。
魔法少女とは要するに【魔女】のことを言うわけですが、【魔女】=【魔法使い】のルーツは
【ドルイド教】という宗教の神官=【ドルイド】であります。
【ドルイド教】は【ケルト人】の宗教でありますが、ざっくり言いますと
【鬼神信仰】でありまして【フェニキア人】の【バアル信仰】と一致するわけであります。
ローマ帝国との抗争に敗れ土地を追われた【フェニキア人】の一部とそれに合流した
「ユダヤ人」の【ダン族】がイングランド辺りの【ケルト】の土着民と融合し、
新たなる【フェニキア人】の子孫が誕生したのであります。
昨今あらゆる作品内で「魔法少女」が主役級であるのが当たり前のような状況になったのは
【フェニキア人】の力=情報拡散力が圧倒的であったことを表しているのであります。
「アルファベット」や「金融業」、そして【ドルイド教】の思想が世界に蔓延していても
誰もそれに違和感を感じないのは、【フェニキア人】の文化的勝利が
確定したことを意味しているのでしょう。
コスプレとは仮装のことでありますが、仮装パーティーと言えばそのルーツは
「ハロウィンパーティー」であり、「ハロウィン」の元ネタと言えば
【ドルイド教】の宗教行事であります。
そして節分の日に「恵方巻」を食べる習慣も【フェニキア人】の【鬼神信仰】と
関りがあったりします。 {/netabare}
個人的にはダークホース枠として注目していたのが本作でありまして
恐らく然るべき時が来たら{netabare}覚醒{/netabare}するタイプの主人公であるように感じました。
{netabare}「角」生えてるマスコット的キャラとお約束のフュージョンするのではないかと予想します。 {/netabare}
現状では期待外れなものを感じますが、終盤戦に掛けての展開に何か起こりそうな気もいたします。
OPEDソングは自分好みであり、現時点で評価できる点があるとしたらそのくらいなのかもしれません。
本作は現在でもなく、過去でもなく、未来に繋がる物語であると推測いたします。
「持続可能な社会」 {netabare} を達成するには、自己満足的な消費行動をとるオタクやオタク文化の類は
障害でしかないのでSDGs運営から排除されるのは必然的運命であるというわけであります。
大量消費社会それ自体が悪と決まった以上、日本のオタク文化は将来消滅することになるでしょう。
聞き分けのいい普通の日本人ならばオタク文化をすんなり諦めてくれるでしょう。
もしも聞き分けが無いオタクの人がいるとしたらそれは相当パンクでアナーキーな
人ということになるでしょう。
そんなパンクな日本人がいるとは到底思えませんし、それ以上に残念なのは日本のオタク層は
パンクどころか右翼思想に毒されており、革命よりも愛国を重んじる傾向があるように思います。
日本のオタク層が右翼思想に毒された原因はネットの影響というよりは
ネット右翼という工作員の偏った情報トラップの罠に引っ掛かったからであります。
ネットには反日左翼という工作員が暗躍しているという話はある程度周知されているようですが
実は、自称愛国保守を語る右翼主義者も同じ穴の狢の工作員であるだけでなく、
左翼系工作員と右翼系工作員はそもそもグルであり、ショートコントみたいな
右翼と左翼の思想闘争劇場に第三者を巻き込むことが工作の目的だったりします。
ネットで左翼や右翼を見てこれに関わったらその時点で罠に嵌ったということになりまして
これらの発言を全部無視するのが正解という結論になります。
ネットの左翼も右翼も民族主義的でヘイトスピーチ的発言をしますがすべては煽りであり
釣り行為の一環として行われるものなので真に受けたら負けということであります。
国家、民族、地域に、近隣諸国は分断させ、相争わせ弱体化させるなら
それで漁夫の利を得るものがいるという話であります。
北方領土に尖閣諸島に竹島などなど、領土問題はあるべくしてあり
話が拗れるような設定が関係諸国に意図的に仕込まれているということであります。
領土問題は武力行使なくして解決できないような仕組みが施されており、
自称愛国主義者なる工作員が常に燃料を撒き散らすためワラワラ湧いてくるわけであります。
この世界システムを構築した連中はとても狡猾であり、アフリカ諸国では少数民族により
多数民族を統治させるような小賢しい罠を仕掛けます。
民族対立をきっかけに内乱を引き起こすプログラムでありまして、そういうことで
アフリカ諸国では政情不安な国が多いということになるわけであります。
我が国日本の政治家と言いますと、与党議員は統一教会の会合に頻繁に出席したりしてますが
早い話が国籍は日本でもそもそも生まれは半島の国の人だったり、シナ大陸の国の人だったりと
いうことで生粋の日本人ではない人がかなりいるということになります。
有名なのが某元総理大臣の祖父に当たる「昭和の妖怪」と言われた人物でありまして、
老いてなお衰えること知らない食欲モンスターであり性欲モンスターの異名を持ち
国民からは偉い不人気の総理大臣だったようで、苗字を「キシ」と言いました。
「キシ」は通名であり当て字でありまして、「木子」は「李」ということで
その名は「李家」出身ということを表します。
一説によれば「李家」は朝鮮王室との所縁があるということで、拉致問題を進展させようと
北朝鮮に乗り込んだ某総理大臣に同行した当時の某官房副長官が「李家」の御子息
ということになるわけであります。
当然の電撃訪問で何故か問題が急進展した事情の裏には同族的なコネがあったというオチであります。
在日特権というタブーがありますが、このタブー最大の秘密は政治的権力の中枢にその関係者が
食い込んでいることでありまして、そのタブーを犯すというならば左翼ではなく政権与党に
一撃かましてやらなければならないのが筋でありますが、自称愛国保守は見当違いな
左翼叩きみたいな真似でお茶を濁すのみ。
すべては演技であり工作であるため、与党の暗部にはだんまりを決め込むということであります。
自称愛国保守主義者などすべて嘘であり、日本には保守主義者なんてものは存在しません。
すべては売国保身の連中だらけであり、自己満足なイデオロギー闘争は茶番であり
これに関わるのは時間の無駄でしかありません。
かくして日本は革命どころか良心的な改革すら起こらないというわけであります。{/netabare}