Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
恋?友情? 愛の攻防戦(LOVEバトル)、開幕!
この作品の原作は未読です。
第1話を視聴して、主人公のトモを演じているのは「りえりー」だと分かりましたが、トモの幼馴染である群堂 みすずの声優は、「Roseliaの湊友希那」役を演じている「相羽あいな」さんだとばかり思っていました。
声のトーンや喋り方の雰囲気に共通項を感じたので…
だから、群堂 みすずを演じていたのが「ちゃんりな」と知ってちょっとビックリしました。
言われてみれば「ちゃんりな」っぽさが感じられなくはありませんでしたけれど…
ちゃんりなの演技の幅広さに恐れ入るばかりでした。
そして、イギリスからの留学生であるキャロル・オールストンを演じていたのは、22/7で藤間桜を演じている天城サリーさん…
こちらは誰が演じているか、さっぱり分かりませんでした^^;
公式サイトにINTRODUCTIONやあらすじを見つけることが出来なかったので省略させて頂きます。
好意を寄せている幼馴染の男子から「女の子扱い」されないボーイッシュな女子高生と、その周囲の人々を描いたラブコメディ、という感じの物語です(wikiより)。
一言で「幼馴染」と言っても、距離感は様々…
トモと淳一郎の様に「親友」と書いて「マブダチ」と読める関係もあれば、腐れ縁+α程度の関係まで色々あると思います。
トモたちみたいに距離が近すぎると、恋愛感情って気付きにくいモノなのでしょうか。
私は住処を結構転々として、特定の幼馴染が居ないのでこの感覚が正直良く分からないんですよね。
仮に恋愛感情に気付いたとしても、まず否定…するでしょうか!?
幼馴染って、ラブコメにおける最強とも言えるカードなのでは…!?
これまで私たちは数多くの幼馴染キャラ同士がゴールインするのを見てきました。
何度自分にもこんな幼馴染が居たら良かったと思ったことか…
でも、これって例え恋愛感情に気付いたとしても、お互いの間柄が変わらないのが大前提です。
トモと淳一郎は性別の壁を感じさせないほどナチュラルに仲が良いんです。
これって、異性を意識したら、やっぱり態度に出ちゃいますよね^^;
今回の作品では、寧ろ主人公を取り巻く群堂やキャロルの言動がより光っていたように思います。
大概の面白さは、この2人が攫っていきましたからね^^;
ちゃんりなの演技は言うに及ばず…
サリーちゃんの演技はこれまで「22/7」の藤間桜と、「やくならマグカップも 二番窯」のヒメナ・バルデスくらいしか見ていないので、もう少し情報が欲しいところですが、キャロルの天真爛漫さはしっかり堪能させてもらったと思っていますので。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、マハラージャンさんによる「くらえ!テレパシー」
エンディングテーマは、相沢智(りえりー)、群堂みすず(ちゃんりな)、キャロル・オールストン(サリーちゃん)による「yurukuru*love」
1クール全13話の物語でした。
原作が完結しているだけあって、物語もしっかり纏まっていたと思います。
最終話の構成や着地点も良かったのではないでしょうか。
個人的には大満足させて貰いました。