nyaro さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
カップヌードルの味が落ちているぞ。CMの前に何とかして。
このシリーズ、他に早見沙織さんの「そこが耳」(ただし天ぷらそば。きつねが天ぷらにヤキモチを妬く)と水瀬いのりさんの「しっぽ」(カップより袋)がありますが、このサイトの登録で見つかったのがこれだったのでここに書きます。
あと、日清はアニメタイアップシリーズをだしています。
本作は、窪之内英策氏(ショコラ、チェリーなど)によるキャラデザで、氏の繊細なキャラデザの雰囲気を上手く表現した秀逸なアニメになっています。
声優はこの作品だけは女優さんで小川あんという人だそうです。私は存じ上げませんでした。
制作はテレコム・アニメーション…らしいです。どこかのブログで調べたので確かではないかもしれません。
内容は「え、痛いの?」と思わなくはないですが、ちょっと笑ってしまうというか艶っぽい雰囲気で、狐(お稲荷さん)と青春みたいな感じを面白く表現していました。
企業もタレントを使うより、アニメの方が安上がりの割に質の高いものが作れると分かったんでしょうね。15秒のシリーズもののCMでちょっと有名なタレント使えば4,5千万は簡単に取られますから。スキャンダルもないし、映像として目に留まりやすいし。ロッテでは上質のアニメを作成してバンプオブチキンを贅沢に使ったりもしていました。
ただ、日清に言いたい事はたった一つ。最近、どの商品の麺もスープの味も落ちてるぞ。特にカップヌードル。お前は駄目だ。具も含めて改悪しすぎでしょう。あんなにおいしかったのに…2015年にCEOが安藤徳隆氏に変わったからでしょうか。(追記 間違い。ホールディングスのCOOで、日清食品の社長。また、理由として北米の不作、日本の米離れ、中国の消費増大、円安、ウクライナの影響等で小麦粉の価格が高騰しているのも理解しますが…)
たしかに企業としてCMの形でアニメに金を落としてくれるのはありがたいですが、肝心のカップヌードルの味を落としたら、マーケティングの意味がありません。顧客満足を思い出してください。