鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
青春だ!テーマが絞りきれていない感あり。部活に全て収斂してしまうのは物足りない?
最終話(24話)まで観ました。2023.10.16
最後の演奏会、メインキャラと、お前誰?の3年生とかの回想が入りつつ演奏して、3年生引退、涙の別れで24話終了です。
丁寧に尺を使って部活にかけた青春を描き切りました。酷かった演奏中のCGも慣れたのか少し良くなった感じです。
真っ当な作品でしたが、やはり、物足りない感じです。孤高の天才青野君が部活を通した学校内の秩序に組み込まれただけの話でした。
部活は、ものすごいパワーを持っています。3年間、レギュラーになれずにスタンドで踊っている高校球児を見ていると、人生の無駄使いとしか思えませんが、本人たちには成長できたと勘違いさせる装置が部活です。
一流の人物を養成する能力は無いけど、何か不条理にも耐えられる社畜を養成する装置でもあります。
日本社会にとって、有用だけど桎梏となっている部活…、オケ部でいくら頑張っても、将来に繋がらない…。
そうした闇も描いた響けユーフォニアムに比べると、単なる部活と青春礼賛の物語である本作品は、深みが足りない気はします。
部活をやって、学校に来さえすれば全て八方丸くおさまるんだよ的なメッセージしか無いのに、2クールやって、更に2期決定…。
う〜ん…。文科省の手先が製作しているのかな?捻くれた視聴者はお断りですね。
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23話まで観ました。2023.10.06
青野君の毒親問題もなんか解決して、みんなで青春します。そして、先輩達とともに3年生最後の演奏会へ…。
2期観て、今まで色々あったなぁと思う反面、キャラが多いので中学時代の律子とハルのイジメ問題、青野と佐伯の関係、その才能に誰もが嫉妬する原田先輩、3年生の面々…よくよく考えると結構エピソードが未消化な感じもします。
これが部活の力だと言えばそうなのかもしれません。日本の学校が部活という形で文化、運動系問わずか抱え込むのは、とにかく生徒を学校に繋ぎ止めるためです。
多少の矛盾を抱えていても、学校にさえ来て、授業に出て卒業すればそれで良いのです。
結果に関わらず、なんかやり遂げた感と満足感があるのが部活!上手く丸め込まれている感じもしますが、次回最終回!楽しみです。
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17話まで観ました。2023.08.08
青野君、楽しく高校生活しております。部活も楽しそうです。しかし…、17話にして衝撃の事実が…!
青野君のパパが下衆男過ぎて引くレベルです。そして、因縁のあるキャラクターが血縁関係にあるという、往年のジャンプみたいな展開に…。
北斗の拳とかそうだったなぁとかしみじみ思い出しました。惚れた女が妹だったとか良くあったなぁと…。
ヒッキーだったくせに割と俺様男の青野君がこれからどうなるのか、目が離せません。バイオリンは関係ありませんが…。
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5話まで観ました。2023.05.11
中学生編が暗かったので、高校生編も暗いのかな?と思ったら、結構楽しい青春モノになりそうです。
吹奏楽部やオーケストラ部は、文化系最強ブラック部活の名を欲しいままにしているので、そういう路線かな?と思いましたが、ドロドロ鬱展開は無さそうです。
偏狭な精神主義的長時間根性練や、顧問による理不尽な暴力、使えない奴や協調性の無い奴を皆で吊るしあげていじめるとか、絶対主義的上下関係を強制するとかトラウマスイッチが入りそうな展開は勘弁して欲しいです。
演奏パートのCGが、皆さんのおっしゃる通り、出来合いの体にお面が張り付いたような感じなので、そこはもう少しどうにかして欲しいです。