マイリー さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
子どもの頃に読んでトラウマになった
まず私が小学生1年の頃に「グスコーブドリの伝記」を読んで戦々恐々としたのを覚えてる。
妹のネリが人買いに攫わられるシーンや最後ブドリが自分で自ら犠牲になるシーンなど子どもの私にはとても恐ろしいものとしてインプットされこの本の表紙を見るのも嫌で物置の奥深くにしまっていた。
●キャラクター
猫のキャラクターでほのぼのとして見えるし色んな顔の猫がいて面白い。他の方のレビューで分かったけど私が小1の頃に読んだのは1994年版のアニメ絵本だった。ネリを攫った人買いがめちゃくちゃ怖いキャラデザだったので今作は皆猫なのでファンタジー感が強くて怖さが半減されていて良かった。
●ストーリー
冷夏になり農作物が育たずに飢饉になって食べ物が無くなって口減しのためにお父さんが消え、お母さんが消えて子ども達2人になるシーンが悲しい。
テグス工場で働くシーンとイーハトーブに向かう電車で居眠りするシーンは夢ヲチなのに長すぎた。
イーハトーブがちょっと都会すぎ&機械的すぎ?
スチームボーイを連想した。
全体的に淡々としていてもう少し要所要所に変化が欲しかった。最後の人攫い猫がやってきて火山を爆発させるシーン原作と違うけど原作のままだとあまりに残酷すぎるからアレは仕方ないのかなと思った。
●音楽
覚えてない
●声優
小栗旬より妹のネリの棒読み具合が気になった。
全体的に可も不可もなく…
でも冷害の恐ろしさは伝わってくるので子供に見せて欲しいなと思いました。