村人A さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
なぜ命を晒すのか
主人公に共感できず、物語の邪魔。
何故ダンジョンに潜ってるの?
主人公の便利屋サイトウ氏は異世界に転生し、日々仲間とともにダンジョンに挑んでいるが、何故彼がダンジョンに挑んでいるのか、不明。
転生前に鍵開けの仕事を行なっていたこともあり、宝箱を開ける、盗賊職の真似事を行なっている。
ただ、現代日本人である彼は魔法は使えないし、罠が仕掛けられた宝箱を開けるのに一苦労。
モンスターとの殺し合いなんてもってのほかで、女の子の騎士や老人の魔術師の背中にいつも隠れている。
自分で自分の命を守れず、また、意気込んで宝箱を開けようとするも、罠にかかり仲間を危険に晒している。
手先は器用で、仲間の鞄を作ったり装備を改良したりサポートを行うが、そんなのダンジョン現地で行うより、出発前に完了する仕事。
彼は町に留まり、冒険者のサポートに徹する方が良い。
彼がダンジョンに向かう明確な理由(大金が欲しい、出会いが欲しいとかでも良い)がまったくなく、足手まといにしかならないから、町にいてくれと思う。
物語の進行上、彼を持ち上げる場面が度々出てくるが、その度にテンポが落ちる。
主人公を持ち上げる展開はもうお約束化しているのだから、テンポ良く行かないと。
主人公以外にも各キャラクターがダンジョンに挑む理由の説明が乏しいため、命を危険に晒す危機感がまるでない。
流し見も難しい印象。