ようす さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世界の命運を託されたミッションに挑む
SPY×FAMILY1期の後半・第2クール。
第1クールでは物語のマンネリ化が気になり、
面白さに失速を感じるところがありましたが、
第2クールでは新たな展開も増え、
序盤の面白さを盛り返してきたように感じました^^
キャラの良さは変わらず♪
1期は
第1クール:12話、第2クール:13話
の合わせて全25話です。
今回は第2クールについてのみレビューします。
● ストーリー
コードネーム・黄昏(たそがれ)。
隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の平和を守るべく、
スパイとして暗躍する彼に課せられた最重要任務。
それは、オスタニアの戦争計画を暴くため、
現地で家族を形成し、とある学校へ潜入せよ、というもの。
黄昏は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、
孤児院で少女アーニャ(超能力者)と出会い、
ヨル(殺し屋)を妻役として迎える。
オスタニアの政治家・デズモンドと接触するため、
デズモンドの息子が通う名門イーデン校にアーニャを入学させるも、
学校生活は不安いっぱい。
スパイ、超能力者、殺し屋。
互いに正体を隠しながら暮らすこととなった3人の、
全然平凡でない家族の物語。
互いに正体を隠しているけれど、
人の心が読めるアーニャだけはすべてを知っている。
だけど自分の能力はバレないように、
でもロイドの力にはなりたいと頑張っている姿が可愛い。
器用でもないし賢くもないし、
だけどその残念さや惜しさが面白い。笑
アーニャなりに一生懸命やっていることが、
実はロイドの助けになっていることもあって、
影でしっかり支えているのがいいね♪
アーニャの学校生活がメインになりつつあって、
アーニャが主人公みたいだなと思っていたら、
第2クールではスパイの新キャラも加わるなど、
ロイドの見せ場が増えたことがよかった♪
ミッションはわくわくするし、
ロイドのなんでもできちゃう能力の高さを楽しめるし、
スパイパートはやっぱりこの作品にとって重要です。
全体的に平和なこの作品だからこそ、
ミッションも安心して楽しめるというもの。
この平和を守るためにロイドは頑張っているんだよね。
● キャラクター
ロイド、アーニャ、ヨル。
メインキャラ3人のチームワークも、
それぞれの秘密を活かした見せ場も、
安定して面白い^^
彼らに加え、
他のキャラも魅力的だったり面白かったり。
キャラを増やしたことで物語の幅が広がったのが、
第2クールの良かったところでしょう^^
● 音楽
【 OP「SOUVENIR」/ BUMP OF CHICKEN 】
第1クールに比べると落ち着いた曲調のOP。
でもさすが安定のバンプです♪
【 ED「色彩」/ yama 】
こちらは夜の雰囲気にぴったりで、
かっこよくもあり、温かくもあり。
アニメーションが見事にマッチしていて好きだったなあ。
● まとめ
しばらくはアーニャの学校生活が続くかなと思っていたら、
それだけにとどまらない展開へと広げてくれて、
マンネリせずに楽しめた第2クールでした♪
新たな展開も楽しみだし、
3人の穏やかで平和な日々にも安心するので、
わくわくと温かな安心感を
バランスよく楽しめていけたらいいな^^
2023年10月から放送予定のSeason 2も楽しみです♪