tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
珍しく巻島がめんどくさいキャラだった
各校3年生の過去のアニメ化作品、約60分。
3部構成で1と3は巻島の話、2は藤堂の話。おそらく原作だと別の3年生の話もあるんだろうけど、今回は3人だけ。
1は本編にあった話にちゃんと回想を付けただけ。2と3は本編にない話だけど、1であるなら3は別の人間にして欲しかった……。
特に変わった話もないから個別の感想もないけど、強いて言うなら3の巻島がめんどくさいなって思ったぐらい。
・1
坂道たちが部室に開いてる穴の話題になり、当時の状況を巻島が細かく説明する。
一年生の頃、楽しみにしてた自転車部でダンシングを笑われ矯正されそうになるが、当時キャプテンだった神崎の言葉で隠れて練習する。その後、巻島の頑張りを見つけた神崎がレースに出し、自分のダンシングで結果を出し周りを黙らせる。
穴は当時怖い先輩にバレるのを隠蔽するために巻島が開けたものだった。
・2
真波が藤堂に山神の由来を聞く。
中学生の藤堂は運動が得意で女子にモテていたが特定の部活には入っていなかった。ある日、友達の修作から自転車の大会に出ようと誘われるが藤堂は渋る。しかし修作からいつも乗る古いママチャリが自分と藤堂が乗った時では音が違うと言われ出場を決意する。藤堂はママチャリで出場するが、修作はそこにいた先輩女子に山岳賞取ればキスしてあげると言われ奮起する。藤堂も山岳賞の意味を知りやる気を出すが、途中修作が転び藤堂は助ける。修作が自分の自転車を藤堂に渡す、すると藤堂は一位で優勝する。その時に山の神に愛されたという文言を聞き、それが由来だった。
話し終わると、真波は寝てたが実はちゃんと聞いていた。真波は修作という人物が気になり、どうなったかを聞き、また話が長くなる。
・3
ダンシングを続けていた巻島だったが、ある時フレームにひびが入る。自転車を代えることに躊躇した巻島はそのまま登り続けるが、あのダンシングができず大したことない2年生にも負けてしまう。ある時、たまたま立ち寄った自転車屋で良いフレームを見つけ眺めていると神崎が現れる。そこは神崎の店で、急いで帰ろうとするが神崎にフレームの件がバレてしまう。神崎は頑なに新しいのを拒む巻島を説得し、新しい自転車に乗せる。別の高校との合同練習のとき、巻島は本来の力を発揮し、ミニレースで1位をとる。