hidehide さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
実際の被災者が見たら…
本作品、
実際の被災者の方々が見たら…どう感じるのでしょう。
直近の原発、メルトダウン、とするなら、
東日本の大災害…
それ以前の作品とは言え、見る人もいたでしょうし。
いや、それを、どうこう、本作品が、ではなく、
普通に、どう思う、思った、感じたのかな、と…
やはり、もはや近付けない、故郷を思ったのでしょうか…
それは別として。
自身としての感想は、本作品、『ナンだかな…』でした。
何年も、生存者を探し続けて、なら、
少しは理解も出来るのですが、
コッペリオン…寿命は短いと…
ならば、せいぜい、ここ1〜2年強って所でしょ。
景色を見るに、被害が出て、落ち着き、植物が生え、
それなりに年数は経過していると見受けられます。
そして、そこに今、尚、残っている人々。
それらを探し、『今頃』助ける理由は?
コレ程の年数が経っているのなら、
自身で脱出などできたのではないか、
今残っているのなら、そこに意味を見出し
そこで暮らす覚悟をして
根を下ろしているのではないか、と思ってしまいます。
事実、シェルター、トラック、缶詰描写、も
あった訳ですから。
そして…
ディザスター系、
街、世界丸ごとウォーキング・デッドみたいな時、
必ず出てくる妊婦、そして出産。
産まれる命は素晴らしい、に目が行く前に、
『この世界』で『産む』事、『育てる』事、を
決断した事、これも不思議、でしたね。
要するに、それが『出来る』と判断したという事で。
ならば、それ程、劣悪な環境にいたのではないのかな?と。
第1師団テロの件は、
散策中に、たまたま、気付いた、棚ぼた、的な事案な事で。
結果よければ、なのですが、
本来の目的からはズレている訳で。
やはり、
害悪、敵となった姉妹は、その時点で葬るべきかと…
一般人がゲリラ化した、ならまだしも、
それは強化された、いわば、造られた身内…
その身内が、『殺す側』にまわったのなら、
それを排除しないと、本末転倒になるワケで。
それが無ければ、更に犠牲も少なかったかと…
総じて、
その崇高な精神は尊重しますが、
何を言いたいのか、テーマ的な『何か』が不明瞭、
イマイチ、納得できない部分が多く、この評価で。