「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(アニメ映画)」

総合得点
72.2
感想・評価
89
棚に入れた
383
ランキング
1190
★★★★☆ 3.8 (89)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かおり26歳

『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』は2019年(平成31年)2月8日に約250スクリーン規模で公開された映画作品(wikipedia)

本作が過去のレジェンド声優たちを集めて作り上げることに意義があった、というのはわからなくもないですがいくら何でも声の老化が酷くそれに応じるように台詞のテンポもゆっくり、若々しさの欠片も無いためキャラ達とのギャップが激しくそれだけで観ていて辛くなってきました。未だ第一線で活躍を続けるファルコン役の玄田哲章氏と御国真司役の山寺宏一氏はともかく、その他健闘していたと言って良いのは冴子役の……い、一龍斎春水?何だかすごく書家か占い師みたいな名前……当時は麻上洋子という名前でご活躍されてたそうですがこの方ぐらい。美樹役の小山茉美氏に至ってはもうどうしたって報道のナレーションにしか聞こえてきません。

本作では原作者の北条司氏のもう一つの人気作品でもある「キャッツ♥アイ」からも主役3人がご登場。さすがにそのうちの来生泪役の方は体調不良から出演できなかったご様子ですが、まあやっぱり同窓会ですよね。映画館内では拍手喝采だったんでしょうか?

内容の方も、正直うーんと言う感じ。シナリオや構成自体は可もなく不可もなくなんですが、これだけの懐メロ要素集めた割には盛り上がりポイントにとにかくかける。挿入されている音楽なんか当時を思い起こさせてグッとくる……筈なんですが実際はほんとにただ「BGM」として淡々と流れそして消えていくだけ。時代設定もスマホがあったりとかで表面上は令和を装ってますが中身は完全に昭和のまま。ファッションセンスとか目を覆いたくなるぐらい。これは原作者にデザインを発注したんでしょうか?まあシティーハンターらしいと言えばらしい恰好なのかもしれませんが、これなら最初から完全昭和モードで良かったんじゃないかと。まあ最後の伝言板の復活をやりたかったのかもしれませんが。

それにしても敵の機械は相当ハイテクな筈なのに至近距離からでも銃撃を外しまくるとか……それに熱源感知とか言ってましたけど未だにセンサーそんなんなん?とか思ったり。いやそれが普通なんかどうかも知らんけど。

まあ本当に当時の人が昔を懐かしむために観るだけの映画って感じでした。しかし「キャッツ♥アイ」っていつ頃の作品でしたっけ?原作1981年40号 - 1984年44号、アニメ第1期:
1983年7月11日 - 1984年3月26日、第2期:1984年10月8日 - 1985年7月8日か……この手のお色気アニメ嗜むためにはある程度年齢は必要でしょうから、アラフィフ以降がボリュームゾーンでしょうね。

それにしても超上玉が身近にいるのにそれには素知らぬ振りで浮気ナンパわいせつ三昧なのはこの当時のフォーマットだったのかな?

投稿 : 2023/04/26
閲覧 : 112
サンキュー:

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