たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
確かに社会的メッセージは皆無
世界的にもはやTVゲームの代名詞である「任天堂」のメインキャラクター「スーパーマリオ」を題材にした日米合作のアニメ映画。
アニメ制作は「怪盗グルー」シリーズや「シング」などの3DCGアニメーションを手がけるイルミネーションスタジオで、配給はユニバーサルピクチャーズです。
内容ですが、基本的にお子様向けのギャグアクション映画であり、ゲームでお馴染みのシチュエーションが多々登場して、しかも3DCGはハイクオリティ。非常に満足のいく内容だと思います。
去年オープンしたユニバーサルスタジオジャパンと、今年4月からアメリカハリウッドでもオープンした「ニンテンドーワールド」の宣伝も兼ねた巨大プロジェクトで、大々的な宣伝効果もありアメリカ国内外で大ヒットしています。
なのでこういった映画は「娯楽」以外の要素はなく、「作家性」や「アート性」はほぼありません。
ディズニーやピクサーなどにある「その時代に合わせたメッセージ性」が皆無なので、評論家受けしないのは納得です。というか、ゲーム原作なので当たり前だと思います。
映画ドラえもんや映画クレヨンしんちゃんなどのお子様向けなのでカップルで見たり、大人が一人で鑑賞するにはきついかもしれませんが、子供を持つファミリー層には十分楽しめる娯楽映画になってますので、ぜひ劇場で見てください。