甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この物語の観測者は我々である
これを描いているのは2023/04/16です。
遅まきながら今見終えました。
そんなに期待はしていなかったんです正直な話をしてしまうと。
結果的にはすごく面白かったです
最近のアニメの中でトップレベルに面白かったと言ってもいいと思います
ループ物はもとからかなり好きな部類でして、シュタゲ、時かけ、ひぐらし、リゼロ、僕だけがいない街、まどマギなどなど、あげだしたらキリがないですがどれも大好きです
その中でもかなり好きな部類でした。
ループしても、その先に待っているのは必ずしも希望ではない。
そんな緊張感がずっと付きまとう作品
安心できる瞬間のほうが少ないのかもしれません。
そして敵の全てが悪の名のもとに動くわけではない
人の心と諦めない信念で掴み取る未来
こんなもの好きになるなと言われる方が難しいと思うわけです
それぞれのキャラクターが心に秘めている物だったり、過去に今の答えが隠れていたり、実に面白い。
事前知識を一切入れずに視聴したため最後まで楽しめました。
先が読めることも多少はありましたがそんな展開ですらも面白い
私の推すアニメの一つに無事ランクインしましたとさ
ところで、終盤にかけてなんだか似たような雰囲気を感じたことがあるぞ???
という感覚に陥ったんですが
これ、和製ホラーの金字塔「SIREN」の構成に似ています
多分似ています
SIRENでは堕辰子という神が地上に現れて飢餓に苦しんでいた当時の人たちはそれを食べてしまったことにより呪いを受けてしまいます
それが現代まで続いてしまっているみたいな話です
ですがこの堕辰子は殺すことができません
首をはねて殺してもその首を過去に送り届けて復活してしまいます
なんだか蛭子様と似ているような気がしました
まぁそんな話は置いておくとして、サマータイムレンダ、最終話でひづるさんが南方竜之介として書き記したものなんですねw
推しです
なんだかんだでひづるさんもクールなだけではないということがしれて嬉しかったですw
ラストシーンもあぁ、しっかり約束通り帰ってこれたんだなと…
我々視聴者側はこの物語を最初から最後まで俯瞰していて、観測者として見届けられたんだなと思い嬉しい気持ちになりました
とてもおもしろい作品をありがとうございました